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エンボスヒーターの【デメリット】安全な使い方と注意事項

熱風

エンボスヒーターは、熱風でレジン液の内部にできてしまった気泡を取り除く便利な道具です。

ドライヤーのようにも見えますが、ドライヤーとして利用するのは危険なのでやめましょう。

あくまでもUVレジン専用の気泡を取るための道具として利用しましょう。

このように、便利な道具でも操作を誤ると怪我をしたりして危険です。

今回は、エンボスヒーター使用のデメリットなどを説明していきますね。

エンボスヒーターのデメリット

100%気泡が消えない?

使うレジン液によって、エンボスヒーターをかけた後の消えない気泡の数は違ってきます。サラサラとしたレジン液の泡は直ぐに消えますが、トロトロと粘度の高い物の泡は消えにくいです。

例:清原のUVレジン液の泡は直ぐ消えますが、ユザワヤのレジン液の泡は消えにくいです。

ちなみにハード系はなかなか気泡が潰れにくく、ソフト系は潰しやすいみたいです。

エンボスヒーターでけっこうな数の気泡は消えますが、全部は消えません。

割合でいうと、80%くらいの気泡を消すことが出来ます。

エンボスヒーターの機種によっても、出力が弱い(W数)や風量で気泡が消しにくい場合もあります。温度が低いなどで、その分気泡がとるのに時間がかかる場合もあります。

このようにエンボスヒーターを使う上で、多少のコツがいるようです。

エンボスヒーターのコツについては、この記事で紹介しています。

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気泡が全部消えるの?

気泡をエンボスヒーターで“完全に”(※ひとつの気泡も残さずにという意味)消せる?

という疑問に対しては、

『気泡をヒーターだけで“完全に”消すことはほぼ不可能』

と言えます。

 

完全に消せると思っている人は注意して下さいね!

ただ、かなりの量の気泡を消してくれる便利なアイテムだという事には変わりはないです。

音がうるさい?

見た目もドライヤーに似ていますが構造もドライヤーと原理は一緒です。

ですので、多少の音がします。

しかし、レジンに当てる時間は3秒くらいなので問題ないと思います。

音の心配は、ドライヤーの音を少し小さくした感じですから、小さなお子様が寝ている、壁がとてつもなく薄くない限り近所迷惑にはならないと思います。

変色する

着色にプリンタのインクを使っている方は、赤が紫に変色するのでお気をつけ下さい。
クラフト用の染色液は今の所変色せず使えています。

レジンが漏れる

デメリットは、浅い枠にレジンを流している時にヒーターをかける距離が近いと枠の外へ流れ出てしまう失敗があるという程度です。

火傷

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エンボスヒーターを使う時の注意

当てすぎ注意

※エンボスヒーターを一か所に当て続けると、レジンが熱くなりすぎて気化してしまい、危険です。
1~2秒当てたら少し離すようにしてください。

周りに燃えやすいものは置かないようにしてください。やけど・火災等に注意して下さい

熱風を当て続けない

耐熱容器も熱くなるので、熱風を当て続けないように気を付けましょう。

シリコンカップとレジン液が熱くなっている可能性がありますので冷ましてから、傾けて気泡を移動させて風を当てます。

近づけて長い時間熱風を当てていると下に引いているプラスチック系のものが温まって柔らかくなってしまうようなので気を付けましょう。

※火災などに注意するとともに、レジンに長時間あてると危険な可能性がありますので長時間あてないようにし(ドライヤーの感覚で使用しないでください)

使用の際は自己責任でお願いいたします。

レジン液は耐熱の容器に入れよう

シリコンカップなど耐熱のものを使って下さい。

離して使用してください。型枠などの容器も熱くなるので、完全に冷めてから触るようにしましょう。特にメタルフレームなどの金属系のフレームやミール皿は、大変熱くなっています。火傷と火災には十分に注意して作業しましょう。

やけどに注意

手に風が当たらないように気をつけて下さい。.使用時は高温でやけどの危険があるので、ノズルに触れないようにしてください。(小さなお子様が触れないようにご注意ください)

火災ややけどには注意して安全に作業して下さい。

1見た目がドライヤーの様に見えますが、ドライヤーではありませんので間違えないようにご注意ください。

4.作業終了時や作業中断時はスイッチをOFFにしてください。

5.湿気の多い場所で使用しないでください。

6.レジンにあてる時間は短く瞬間的に使用してください。

火災に注意

エンボスヒーターは、電源が必要となります。コンセントのある場所で利用しましょう。

熱風(250℃)が出ます、燃えやすいものの近くでは使用しないでください。

たいていのエンボスヒーターは250℃前後の熱風が出るので、レジン液を入れた型枠やミール皿などは耐熱性のあるものを使用します。容器も熱くなるので注意が必要です。

気泡の入ってしまったレジン液に、5~10センチ程離した場所からエンボスヒーターの熱風を当てます。

安全装置が付いたエンボスヒーターがオススメ!

安全装置が付いているエンボスヒーターがあります。

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まとめ

エンボスヒーターは、気泡が簡単に消えて他のハンドクラフトにも使えるとてもいい製品です。

このように、デメリットだけでなく、メリットも多いので正しい使い方をしてレジンクラフトを楽しみましょう。

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