気泡を消すには、エンボスヒーターが便利です。エンボスヒーターは気泡の対処だけでなくレジン液を温めて扱いやすくしたりと持っていると色々活躍できるんです。
そうは言っても、なんだかエンボスヒーターって高そう・・・ですよね。
そこで、できれば安く済ませたい!
『100均のセリアやダイソーで、激安のエンボスヒーターは買えるのだろうか?』
って考えますよね。
100円ショップには、レジン液やパーツの種類もたくさん売っているので、売っていそうです。
しかし、残念ながら、エンボスヒーターは100均では売っていないようです。
何でも揃う100均でもさすがに売っていないんです・・。
そこで、今回は人気のエンボスヒーターを紹介してみます。
安さ重視、性能優先など求めるものは人それぞれ☆
どんなエンボスヒーターがあるのか?って参考にしてみて下さいね。
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どこで買える?おすすめはAmazon!
すぐに手にはいります。
手芸店などでも売っていますが、手軽に安く手に入るのはAmazon!!
しかし、アマゾンでエンボスヒーターを検索すると、かなりの業者が販売していて、どれを買ってよいかわからなくて困ります(-_-;)
UVレジン液よりは少ないですが、それでも多い方かと思います。
種類も豊富なので、自分の用途にあったものを選んで購入しましょう。
平均的な価格は?
大体3000円前後です。
ヒートツール、ホビーヒーターという商品名のものもあります。
エンボスヒータの人気機種
エンボスヒーターは現在、今から紹介する3種類がメインです。
残念ながら、激安品などの目立った安い物はなく同じような性能と値段です。
ただ、「清原」のエンボスヒーターは特徴があり、風量の強弱ができます。レジン製作にはおすすめです。
『マービー(MARBY)』エンボッシングヒートツール 3000N
「こどものかお」というレジン界隈では有名な会社が発売しているエンボスヒーターです。
スイッチ(オンとオフ)は、持ち手の近くにあります。デザインや見た目は(なんかプロっぽい?)ショッキングピンクで1色のみです。大きさは想像しているより大きいです。
- 温度調節機能なし
- 規格:300W/AC100V 50-60Hz
- 温度:約250度
- 生産国:中国
- 電源コード約1.8m
- 大きさ:直径4~5センチ、長さ24センチくらい。
- 重さ:約290g
- 可倒式スタンド
- スイッチ(on/off)
- 価格:3,240円 (税込)
コンセントに挿してスイッチを入れるだけで、すぐに熱風が出始めます。とっても軽いうえにスタンドもついているので作業が楽になります
エンボス加工用の製品をたくさん作っている会社ですので、エンボスヒーターも安心して使えますね。口コミを見てもどの商品も特に悪い部分はないです。
風や音は、ドライヤーよりも静かです。使った直後、口のところがとても熱くなるので、スタンドでしばらく立てておきましょう。
初心者でも簡単に扱えて、気泡が消えると「おぉ~」と感動しますよ。
呉竹 ZIG エンボスヒーター SBEH321-100P
スイッチはON-OFFのみ。その分安いです。薄いピンク色をしたエンボスヒーターです。こちらも色は1種類です。
- 温度調節機能なし
- 約145℃
- 大きさ:W60×H239×D50mm
- 安全装置付き
- スイッチ(on/off)
- 価格:2500円前後
細い針金の足がついていて、作業が楽にできます。実物を見て大きさに驚く人も多いようです。まさしく、ミニドライヤー!のような形をしています。
このエンボスヒーターには、安全装置がついています。一定の温度以上になる前に、自動的に電源が切れるしくみになっています。
ヒーターが過熱しないように時々休ませながら使いましょう。
【送料無料】呉竹 ZIG エンボスヒーター(クレタケ) HG-100
安全を求めるなら、こちらがオススメです★
清原 エンボスヒーター
真っ白なフォルムでとってもスマートです。この白い本体には、熱くならない本体ボディ部分に
「レジンやデコポッジなどでデコができる!」という特徴があります。
自分だけのオリジナルエンボスヒーターが作れます☆
- 温度調節機能スイッチ付(強/弱/off)
- (弱)150W:120度/(強)300W:250度
- 大きさ:長さ24×最大直径4.7cm
- 安全装置付き
- 重さ:約300g
- 価格:2500円前後
金属のスタンドもついているのでとっても便利。スリムなので収納も簡単です。スリムな分長いですが(笑)
結構熱い風が出るのでレジンがサラサラになって流れ出やすくなってしまいます。レジンに使うときは10cmくらい離して使うといいでしょう。
温度の調節ができる「清原」
温度調節ができるエンボスヒーターは、「清原」の強弱を調節できるのものだけです。
スイッチで温度の弱と強の2段階調節が可能で細かい調節をしながら使うことができます。スイッチの強弱で、気泡が綺麗に飛びます。スイッチのつくりはスライド式でちょっと固く気になりますが丁寧に使えば問題なさそうです。
エンボスヒーター 《 UVレジン エンボス ヒーター エンボスヒーター 》 ゆうパケット不可
自分だけのオリジナルでデコがしたい人や温度の調節が必要な人はこちらがお勧めです。
ドライヤーだと風が強すぎる
ドライヤーで代用してもいいのですが、風量が強すぎて扱いにくいんです(涙)
でもエンボスヒーターならとって扱いやすいです♪
ドライヤーは髪を乾かすために強い風が出るようになっていますが、エンボスヒーターは風が強すぎると、作品が飛んで行ってしまうので、弱い風が出るようになっています。
ドライヤーはJIS規格で、140℃以内の温風しか出ません。
しかし、エンボスヒーターは約250℃の熱風が出るように作られています。
これがあれば今までは爪楊枝で取り除いていた気泡の悩みがかなり軽減されますよ!!
レジン作品には欠かせませんね。
気泡を熱風でぱちぱち一瞬で消しちゃう優れもの♪
ドライヤーのような騒音が出ますが、気泡飛ばしでそんなに時間もかからないので目をつぶるとしましょう・・笑。
エンボスヒーターの代用品についてはこのページを読んでみて下さいね★
温度の調節は必要?
マービーは250度、呉竹は145度、清原は120度/250度の切り替えができます。
レジンの気泡飛ばしは120度で十分
エンボスヒーターを数秒当てるだけでサラサラになります。
表面付近の大き目の気泡は風ですぐ抜けますし、沈んでいる物や細かい気泡もしばらく置いておけば消えます。
反対にこれで抜けないなら、温度というよりよりレジン自体の質や封入したもの、着色料あたりに原因を求めた方が良いかと思います。
200℃以上の風を当てすぎるとシリコン型などは傷む危険がありますし、低温で作業した方が安全確実です。
呉竹のエンボスヒーターは「145度」までしか上がりませんが、レジンの気泡には十分有効です。
200℃以上での作業は熱い!
200℃以上での作業は軍手越しでもかなりの熱さを感じるのですが、120℃だとその辺の負担がぐっと減ります。
もちろん熱風の吹き出し口を直に触ったりはダメですが。
軍手なしでも大丈夫なくらいです。
バーベキューするのに火炎放射器を持ち出してるようなものです。
ヒーターを感覚で作業しなくていい!
上限温度が200℃以上だと、ヒーターが温まるまでにかなり温度差があります。最高温度になると今度は高温すぎて作業しにくくなるので、その前に休憩してヒーターを冷ました方が良かったり、ヒーターの調子を感覚で覚える必要があります。
その点、弱モードだと120℃以上にならないので、一度ヒーターが温まったらずっと同じ調子で使えます。
コスパと使用回数について
エンボスヒーターは2500円前後です。
『値段÷使用回数』で考えるとわかりやすいのですが、エンボスヒーターの使用頻度はUVライト並みの使用頻度になります。
ですので、購入するなら早ければ早いほどコスパ面でお得になります。
つまようじなどで取り除く場合は、一緒にレジン液も無駄にしてしまっています。エンボスヒーターは、レジン液を無駄にせず、しっかりと気泡を取り除くことができるのでとても便利なアイテムです。
エンボスヒーターの基本的な使い方
- エンボスヒーターを用意します。
- シリコンカップなど耐熱のものにレジン液を入れます。
- 耐熱容器でも熱くなるので、離して(5〜8センチくらい)風を当てます。
- シリコンカップとレジン液が熱くなっている可能性がありますので冷ましてから、傾けて気泡を移動させて風を当てます。
- エンボスヒーターを左右に小刻みに動かすとプチプチっと気泡が消えます。
エンボスヒーターを使うポイント
エンボスヒーターを左右に揺らすように熱風を当てると、気泡を消しやすくなります。
使い方のコツはこちらの記事に詳しくまとめました。
エンボスヒーターは、電源が必要となります。コンセントのある場所で利用しましょう。
たいていのエンボスヒーターは250℃前後の熱風が出るので、レジン液を入れた型枠やミール皿などは耐熱性のあるものを使用します。容器も熱くなるので注意が必要です。
エンボスヒーターは大活躍
- レジン液の気泡とばし
- レジンを温めながら作業すると気泡が出来にくい
- ジェルキャンドルの気泡とばし
- スタンプのエンボス加工
- プラバンの曲げ加工
- プラバンの縮み始める温度は130℃
- 熱収縮チューブの収縮
- シーリングワックスを溶かす
- グルーの高温用(180℃)を使える
- エンボスパウダーの融点は120℃
などなど、今人気のハンドメイド作品に大活躍します!レジン作りに慣れてきたら、エンボスヒータを持っていると作業がとても楽になります。
レジン液がサラサラになりのびが良くなり、レジンの層が増やすことができるので作品の幅も広がります。
まとめ
つまようじや竹串などでも気泡を取り除くことはできますが、エンボスヒーターがあると、今までの苦労はなんだったの?と思う位、気泡が抜けます。
炭酸ジュースのように小さな気泡がたくさん入ってしまった場合でも、エンボスヒーターを当てて簡単に取り除くことができます。
レジンの気泡抜きに便利なエンボスヒーターのおすすめ商品を紹介しました。
どれも同じような見た目ですが若干違います。
今回紹介した3つはとても丈夫にできていて安心です。
用途によって購入するエンボスヒーターを選んでみて下さいね。
火災ややけどには十分に注意して安全に作業して下さいね。