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【レジンクリーナーの代用品】アセトンやエタノールで「拭き取る使用法」について

薬

道具に付いてしまったレジンを拭き取るとき、何を使っていますか?

アセトンがいい?いやいや、ノンアセトン・・・エタノール?

専用のレジン拭き取り液やレジンクリーナーじゃなきゃだめ!?

たくさんの情報があり、どれが正しいか分かりませんよね。

どれも一応、代用品としては使えるのですが、成分が強すぎる・値段が安いのに大容量なもの・ニオイが気にならないものなど特徴と理由により使い分けたりすることが必要です。

結局はどれも【化学製品】ですので、それぞれの注意事項があります。

何となく選んでしまわないように、この記事で詳しく説明しますね。

レジンの拭き取りの代用品とは?

レジンに使う道具って専門的で他に使い道がない上に高いですよね・・・

専用のレジンクリーナーは高い・・ということで、代用品があれば使いたいですよね。

レジンの拭き取りに代用できるもの

  • エタノール
  • 除光液のアセトン配合のもの
  • 除光液のノンアセトン
  • 消毒用アルコール

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除光液の”アセトン配合”と”ノンアセトン”

ネイルをオフする時に欠かせない除光液。エナメルリムーバーと呼ばれることもありますね。

レジンの拭き取りにも代用できるのですが、実は商品によって様々な違いがあります。エタノールを買うのはちょっとハードルが高い……という人は、手軽に入手できるネイルオフに使用する除光液を買ってしまいがちだと思います。

除光液にはアセトンを配合したものとしていないものの2種類があります。

「アセトン」とは?

アセトンとは、マニキュアだけでなく接着剤なども溶かすことができる強い成分です。物質を溶かす性質が特徴で、水に溶けない物質を溶かすために使われる有機化合物です。

マニキュアを除去するリムーバーやジェルネイルを除去するリムーバーに含まれていることが多いです。アセトン単体でも販売されています。

マニキュアの除光液としてだけではなくプラスチック製接着剤、塗料の溶剤など様々な用途に使われています。

アセトン配合の除光液は、何よりも強力にレジンを落としてくれる点がメリットです。ラメやパールの入った落としにくいレジンも短時間でしっかり落としてくれます。

アセトンは「労働安全衛生法」で人体に有害な溶剤として指定されている物質なので取扱いには十分注意が必要です。アセトン自体の毒性は低いため少量で使用する程度であれば体への被害はありませんが、油分を奪うものですので手についた場合、ひび割れの原因・爪や爪周りの皮膚も乾燥しやすくなります。爪が弱い方は、アセトン配合の除光液を頻繁に使うのは避けた方が良いかもしれません。

ツンとした臭いで、気化しやすく引火性が高いのが特徴です。目や中枢神経を刺激し、妊婦が吸い込むと胎児に悪影響が及ぶこともあると言われています。目や肌が敏感な方や妊婦さんは、アセトン入り除光液を使う場合は注意が必要です。

アセトンが含まれている除光液の場合、レジンによっては表面が溶けたり曇ったりしてしまうことがあります。

また、モールド型の材質によりアセトンで溶けてしまう場合があります。

アセトンを使ってしまうと筆がぱっさぱさになってしまいます。
長持ちさせたいのであればあまり使わない方がいいと思います。

アセトンのメリット
  • 強力なのでレジンを除去しやすい
  • モールド型に付いた落ちにくいラメを封入したレジンも取れる
  • 拭き取りの時間が短縮できる

デメリット
  • レジンの油分を必要以上に奪う
  • レジンによっては表面が溶けたり曇ったりしてしまう
  • モールド型によってはアセトンで溶けてしまう場合がある
  • 成分が強いので、注意が必要
  • 匂いがキツイものがある

「ノンアセトン」とは?

ノンアセトンとはアセトンが含まれていないもの。プラスチックを溶かす化学製品でマニキュアやジェルネイルを除去するリムーバーとして使われます。

アセトンが入っていない除光液の方が爪にはやはり優しいようです。

しかしアセトンが入っていなくとも、除光液自体も化学薬品のためいずれにしても頻繁に使用すると爪に負担がかかってしまいます。

またラメなどの落ちにくいレジンを落とす際に、ノンアセトンの除光液は落ちにくい場合があるようです。

落ちづらいからといって表面をゴシゴシ拭いてしまうと、ノンアセトンでも爪を痛めてしまいます。ラメ入りはアセトン入り、それ以外はノンアセトン(アセトンフリー)と使い分けるのも、爪を守るための一つの手段です。

またアセトンはシンナーのような独特の臭いがするので、あの臭いが無理ー!!という人はノンアセトンの除光液がオススメです。

ノンアセトンの方が爪には優しいですが、アセトンほどマニキュアを落とす力がないためラメなどは落ちにくいケースがあります。

一方、アセトンの入っていないノンアセトン除光液にはまったく反対の特徴があります。刺激が弱いので肌を労わることができる点はメリットですが、一番のデメリットはマニキュアを落とす力が弱く、時間がかかることです。爪をこすったり除光液を長時間使用することで逆に爪を傷めてしまう人もいます。また、アセトン入り除光液に比べ価格が高いこともデメリットです。

ノンアセトンのメリット

・アセトンに比べ匂いが少ないものが多い
・アセトンより爪に優しい

ノンアセトンのデメリット

・アセトンに比べて濃いカラーのマニキュアやジェルネイルを除去しにくい
・オフの時間がかかる
・頻繁に使うと爪が痛む

アセトン・ノンアセトンを扱う上での注意点!!

アセトンもノンアセトンも化学製品ということに代わりはなく、
どちらを使っても頻繁に使用することによって自爪を傷めてしまう原因になります。
そこでアセトンとノンアセトン両方に言える注意点があります。

①頻繁に使用しない
②使用した後は必ず保湿クリームで爪や指先を保湿してあげる
③落ちにくいからといって強くゴシゴシと除去しようとしない
最低でもこの3点に注意をし共にケアしてあげましょう。

アセトンとノンアセトンを使い分け術!

除去で自爪を傷つけてしまったら、せっかくの楽しいネイルライフを送れなくなってしまう原因になります。
このようなことにならない為にも少しアセトンの使い分けを心掛けてみてください。

例えば・・・
落ちやすいカラーの時はノンアセトンのリムーバーで除去する。
落ちにくいカラーの時はアセトンのリムーバーで除去する。

このように、状況によって使うリムーバーを使い分ければ自爪を労わりながらネイルライフを送ることができます。

除光液を使うときに、鼻にツンとくる刺激臭が苦手な人も多いのではないでしょうか?特に、リビングなどで使う場合は部屋の中に香りが残りやすくて家族に気を遣うこともありますよね。

この臭いは主にアセトンによるものなので、ノンアセトン除光液を選ぶことで軽減します。また、最近はグレープフルーツやオレンジなどの柑橘系の香りやローズなどのフラワー系の香りがついている除光液も発売されています。除光液の香りが苦手な人や、好きな香りに囲まれながらネイルを楽しみたい人は、ぜひ除光液の香りも気にしながら選んでみてくださいね。

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エタノール

エタノールも「消毒用エタノール」と「無水エタノール」の2種類があります。

エタノールもアセトンと同様で相性があり、曇る場合があります。

試されなければ分かりませんのでご自身で試されてみてください。

ラメもエタノールをつけてキッチンペーパーで拭きとれば十分とれます。
一度で落ちない場合は数回くりかえしてもいいです。
クレンザーよりエタノールの方が安いと思うので経済的です。

筆を長持ちさせたいのであれば、アセトンやエタノールは使わない方がいいです。また、4本の筆をお持ちなのであれば、クリアジェル、カラージェル、ラメとそれぞれ専用の筆を作るといいと思います。

クリアジェル専用にした筆は使い終わったらキッチンペーパーで軽く拭いて、日光に当たらないようにしまっておけばいいので、アセトンヤエタノールには付けないので傷まないですよ。

カラージェルやラメを使った時もアセトンやエタノールで洗うのではなく出来るだけキッチンペーパーで拭きとるようにします。1回で拭きとれなければ、クリアジェルを付けてからペーパーで拭くようにすると綺麗になりますよ。どうしても取りきれないような時だけエタノールを含ませたキッチンペーパーで拭きとるようにしています。

ただ、どちらもジェルが筆に残りますのでブラシキャップやアルミホイルでしっかり巻いて日光に当たらないようにするのがポイントですよ。私はこの方法にしてからまったく筆をダメにしなくなりました。

消毒用エタノール

硬化後に表面の未硬化のレジン液を拭き取る作業の際に消毒用エタノールを使っていませんか?

消毒用エタノールは、水を含みますので、曇る確率が高いです。

無水エタノールの方がいいですが、無水エタノールであっても使用するレジンとの相性によっては曇ってしまう場合もあるそうです。

これは未硬化レジンふき取り液の代わりとして活用できます☆
薬局にもあるので是非お試しください☆

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