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レジンやネイルで使える「ライトの違い」について【UV・CCFL・LED】

Nail

『UVライト・CCFL・LED……。この違いってなに??』

『ネイルやレジンをはじめたいけれど、ライトが色々あってどれを選んだらよいか分からない・・』

『ライトを買い替えたいけど、新しいものを探していたらライトがたくさんあって分からなくなった・・・』

ネイルやレジンも日々進化しているので、ほんの少し目を離した隙に新しい技術製品が続々と出てきます。

『ついていけないから、UVライトでいいよ・・・(~_~)』

と嘆かず、最新のライトをチェックしませんか??

現在はLEDライトが主流なんですよ。知れば意外と簡単で、目からウロコ!!

作業も早くスピーディに進めることができるかも知れません。

今回は『UVライト・CCFL・LEDの違い』について詳しく説明しますね。

UV・LED・CCFLって何?

ジェルネイルやレジンに主に使用されるライトは、

  • UVライト
  • LEDライト
  • UV/LEDライト
  • CCFLライト

この4種類があります。UVレジンは太陽光でも硬化しますが、ジェルネイルの施術には必ずどれかのライトが必要です。

硬化用ライトの種類も『UVライト』『LEDライト』などの名前が付いていますが、『UV』や『LED』とは、波長によって区別された光の呼び方です。

・UV=紫外線(14~400nm)
・LED=可視光線(400nm~800nm)

気になる『日焼け』の原因、『UV-A』は近紫外線(315nm~400nm)、『UV-B』は遠紫外線(280nm~315nm)となります。

ジェルネイルで使われるジェルやレジンクラフトで使われるレジン液は、UV~LEDの範囲の光に反応して硬化するようにできています。

『LED対応』や『UV/LED対応』のレジンやジェル

ジェルネイルやレジンクラフトは、ジェルやレジン液と呼ばれる液体をライトで硬化させて使用します。

ジェルやレジン液の種類によって、

  • UVライトのみで硬化するもの
  • LEDライトのみで硬化するもの
  • UV・LED両方で硬化するもの

と種類があります。ジェルによって硬化する波長が決まっており、そのジェルが対応している波長でないと固まりません。
『LED対応』や『UV/LED対応』という表示はその目安です。

ジェルやレジン液を先に持っている場合は、手持ちのものがどのライトで硬化するものなのか調べておく必要があります。

ライトやジェルやレジンの知識が無く、硬化不足で爪にトラブルが生じたり、レジン作品をきちんと硬化できなく失敗してしまうことも多いです。

お手持のジェルの性質を良く理解することも、安全に使う第一歩です。

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~ライトの種類の違い~

違いを超短くまとめていうと、「値段」と「硬化時間」です。

  • UVライト・・・安いけど硬化が遅い
  • LEDライト・・・高いけど硬化が速い
  • UV/LEDライト
  • CCFLライト

LED対応のものが主流になってきていますので、最近ではLEDライトもだいぶ価格が下がってきています。今から始める人にはUV/LEDライトをおすすめします。LEDは硬化が早いので、ストレスが無く気軽に出来るし、なんといっても忙しくても短い時間でできるからです。そしてUVにも対応しています。

UVライト

UVライトは、LEDライトよりずっと前からネイルで使用されてきました。UVライトは蛍光管を使ってUV波を放出します。

LEDライトと比べて、UVライトは消費電力が多いため。ライト(電球)の寿命は短く約半年です。時間と共にパワーダウンしてきます。そうすると硬化できなくなるので、ランプを買い替えるか電球を交換する必要があります。

だんだん劣化していく為、硬化の不具合が見られたらすぐに電球の交換をお勧めします。その場合、ライト本体についている電球を一度に交換しましょう。

硬化の速度は2分前後が主流です。ライトの形状も様々販売されています。反射板(四方に光が発散される)などと組合わせて色々な角度から硬化できるライトは、万遍に紫外線が出るのでムラがなく硬化できます。9w→12w→36wワット数が大きい程早く固まる

蛍光管の形状から、どうしても本体に奥行きや幅が必要です。その点を生かして、両手・両足同時施術に向けた大型のライトに使用したり、たくさんのレジン作品を一度に硬化できたります。

日焼けの心配がささやかれますが、日常で浴びる紫外線の2%以下を短時間照射する場合、ほとんど影響はないと言われています。
但し、手肌に異常がある場合や脱毛直後、紫外線に過度に反応が出る場合は使用を避けるかLEDを使用する、又は手袋などでガードするなどご自身の回避策も必要になってくるでしょう。

こんな人におすすめ◎
  • できるだけ安いライトが欲しい
こんな方には向いていません×
  • 硬化に時間がかかるのは控えたい
  • ランプに寿命があって交換する頻度が少ない方がいい
  • 消費電力が多いライトは選びたくない

LEDライト

LEDライトは、UVライトより後に登場したライトです。LEDライトは家庭用の電灯でもメジャーになってきました。

UVライトよりも消費電力が少なく、電球が半永久的に使えますし、ジェルを硬化する時間が速いので最近はLEDライトが主流になってきました。

省電力・長寿命のLEDを使用しています。光源のパワーが強く、硬化速度は10秒~30秒と圧倒的に短くなります。

UVライトと比べ、LEDライトでのジェル硬化の速さは歴然です。UVライトで硬化に2~3分かかっていたものが、LEDライトでは10~15秒で硬化します。最後の完全硬化も60秒で済みます。

ジェリーネイルのLEDライトはコンセントが無いので持ち運びに便利。

LEDは光がまっすぐに進むので、ライトがしっかり当たるよう硬化の仕方が重要です。角度を付けて硬化したり、小指や親指など普通に置くと傾いている指などは、個別に照射するなど、より確実に硬化するよう工夫すると良いでしょう。

UVライトのように蛍光管を使用しない分、軽量化・小型化が可能で、省電力なハンディタイプも発売されています。
気になるUV-A/B波では無いため、手肌への影響は少ないといわれていますが、ライトによっては該当領域が出る場合があります。よくご確認下さい。

LEDライトはワット数も幅があり、セルフで使える低価格の低ワットタイプや硬化効率が高いプロ仕様のLEDライトと予算や使い方で選ぶ事が出来ます。

また、手を入れると自動で照射するタイプや持ち運びが便利なペン型のタイプなど様々なLEDライトが販売されています。LEDライトの場合
ワット数が高い程硬化効率が良く、固まりやすいです。しかし、ジェルと硬化ランプの波長が合わないといくらワット数が高くても固まらないので注意が必要です。

こんな人におすすめ◎
  • ジェルの硬化が速い
  • UVライトと比べ消費電力は少ない
  • 電球が半永久的に使える
こんな方には向いていません×
  • UVライトと比べて高い

UV-LEDライト

これは放出する波長領域がUV波を含んでいる場合が多いようです。UV対応ジェルもLED対応ジェルも硬化する可能性がありますが、数値上UV対応ジェルの硬化範囲とずれていたり、LED波(405nm)付近に達していない場合もありますので、確認が必要です。

こんな人におすすめ◎
  • できるだけ安いライトが欲しい
こんな方には向いていません×
  • 硬化に時間がかかるのは控えたい
  • ランプに寿命があって交換する頻度が少ない方がいい
  • 消費電力が多いライトは選びたくない

CCFLライト

CCFLライトというのは、蛍光管の代わりに『冷陰極管』を使ったライトです。低消費電力のため、ランプの温度上昇を低減できる上、高輝度でUVより短時間で硬化が可能になるケースがあります。ランプの径が非常に細いのが特徴、寿命が長いので、交換の必要がほぼありません。

LEDジェルの一部が硬化範囲に入ることがありますが、基本的に全ての波長を網羅しているわけではありませんので、ジェルの硬化範囲と併せてよくチェックしてください。

UV対応ジェルは『CCFLライト』でも硬化しますが、一部で硬化しない事例も報告されています。

こんな人におすすめ◎
  • できるだけ安いライトが欲しい
こんな方には向いていません×
  • 硬化に時間がかかるのは控えたい
  • ランプに寿命があって交換する頻度が少ない方がいい
  • 消費電力が多いライトは選びたくない

これまで主流だったUV硬化用のジェルは、平均365nm位で硬化するようになっています。

対してLEDジェルは405nmで硬化するものが主流になってきました。

先に述べたようにジェルは硬化する波長がだいたい決まっています。
その範囲に合っていないと、どんなに強い光源でも硬化はしません。
お使いのジェルと、LEDランプの硬化波長を良くご確認の上ご検討されることをお勧めします。

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まとめ

UVライトか?LEDライトか?迷うのは価格の面なんだと思います。あとはジェルがUV対応のものの方が多いとかそういう理由でUVライトを選ぶ人もいます。

でも最近、LEDライトは価格がようやく安くなり手が出しやすい価格になってきました。また、ジェルもLEDライト対応のものが増え、今ではUVライト・LEDライト両方に対応したジェルも増えました。有名なジェルメーカーも続々LED対応ジェルを新発売しています。

今後は施術時間も短縮でき、消費電力も小さいメリットの多いLEDライトが益々主流になってくると思います。

UVライトは、安いもので2千円以下で買う事ができます。LEDライトも最近は価格が下がって来て3千円代で手に入ります。

ワット数が小さいからといって硬化出来ない、という訳ではありません。
ワット数について詳しくははこちら→ライトのワット数

※UVライト、LEDライト共にジェルネイルのメーカーで有名な所のブランドライトだとかなり高価になってきます。セルフネイルで気軽に・・とか初心者向けの値段ではないですよね^^;

LEDライトといわれているライトにも波長が様々ございますので、購入の際は必ずご確認下さい。

ジェルネイルも一般的に良く知られるようになり、購入できる手段も増えた為、セルフネイルでも簡単にお試しいただけるようになりました。

無理に高いプロ仕様までは必要ありませんが質の良い硬化ライトを選びましょう。

安価の物は壊れやすい物も多く、コスパが悪くなります。

これから硬化ライトの購入を検討される方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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