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【レジンの仕上げ】おすすめの”簡単”つや出しニス(タミヤ)の使い方や塗り方

艶

UVレジンの仕上げ処理、どうしていますか?

UVレジン作品は上手に完成させるとそのままでも十分な透明感があって仕上げ処理はいらないように思えますよね。

また、仕上げ処理は難しそうだし、手間がかかりそうです。

『ニスを塗った方がいいとは聞くけど、どうして?』

『塗り方はどうすればいいの?』

『オススメのニスはどれ?』

今回は、大事なレジン作品を長持ちさせる、おすすめの【ニス】について紹介したいと思います。

簡単に安くできるニスなので、是非読んでみて下さいね!!

レジン作品の仕上げにニスを使う理由とは?

まず、なぜのUVレジン作品にニスを塗る必要があるのか、説明しますね。

そのままでも、UVレジンで作った作品はきれいだが・・

UVレジンは簡単にレジン作品が作れることが魅力です。仕上げをしなくてもピカピカにすることができます。が、レジンは硬化しても紫外線を浴びると黄変してしまいます。レジンは樹脂ですので、紫外線・酸化・経年劣化でどうしても黄変してしまう性質があるのです。そこで、ニスを塗ることで紫外線からレジン作品を守ることができます。また、更にレジンの透明感を出したい場合は、艶出しのニスなどを塗った方がイイですよ。

失敗したら、ニスが便利!

しかし、特にモールド型を使う時に失敗したり上手く作れないことが多いです。光沢やツヤがあまり出なかったり、一部だけ艶のないところがあったりします。レジン液によっても、硬化後の仕上がりに差があったりします。

レジンを再度盛るとツヤは出るのですが、複雑な形のものには、形が崩れてしまったりレジンを盛るには限界があったります。研磨して仕上げる場合も同じです。こういう場合にニスが便利です。レジンを盛って直せる形の作品であればレジンで修正するのが一番ですが、シリコンモールドなどで作り、形をそのまま変えたくない時はニスを使いましょう。肝心の乾燥後の手触り感も抵抗感なく、ツルッツルになります。

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『タミヤのつや出しニス』を使ってる人が多い?

レジンで使えるニスはたくさんありますが、タミヤのつや出しニスが簡単でオススメです。

ブログやAmazonでのレビューに書いている人も多いです。リンクを貼ったので見てみて下さい↓

マニキュアのような入れ物で可愛いデザインですね。量は少な目の「10ml」です。

タミヤは、プラモデル用の道具やハンドクラフト用品が得意な有名なメーカーさんです。

このニスがなぜ人気で、レジンに使われているかというと一番は『気泡が出来にくく、初心者でもきれいに塗れる』からです。

ニスとしての質が高く、臭いも少なく、価格が手ごろなのも理由の一つかも知れません。

質の高くないニスだと、乾燥後に穴のような点々が出来てしまう事が多々ありますが、ニスの乾燥後に出てくる気泡(気泡から生じる穴のようなもの)がほとんど出ません。

また、レジンと相性が合わないニスだと白く濁ったりする場合があるのですが、この商品はツルツルピカピカに仕上がります。

このニスは、UVレジン専用品ではなく、“スイーツデコ用の商品”なのですが、レジンに使っても使用感に全く問題がありません。

 

ただ、UVカットの効果がないというデメリットがあります。レジンは、前述しましたとおり、仕上げにUVカット処理をすることが望ましいです。紫外線をカットすることでレジン作品の寿命も延びます。

このタミヤの「つや出しニス」をレジンに使用する場合は、別途UV対策をしましょう。

ニスで表面を覆うので、仕上げ無しの状態よりは寿命は延びます。

『タミヤのつや出しニス』の特徴・種類・仕様

水性のニスです。種類は2種類、「つや出し」タイプはフルーツなどのみずみずしいおいしそうなツヤ出しの表現に、「つや消し」タイプは「焼き色の達人」を使ってクッキーなどに焼き色をつけた時、色落ちしないように表面を保護、マットな質感に仕上げられます。

乾燥後は耐水効果もありますので、アクセサリーなどの仕上げにも欠かせないアイテムです。

このニスが向いている人
  • 筆塗りが苦手な人(塗りムラがほとんど出ない)
  • 簡単に仕上げ処理をしたい人(キャップに筆が付いているため、準備と後片付けがラク)
  • 安いニスが欲しい人
  • 強い匂いやスプレーが苦手な人(少し臭います)
  • ニス塗りに慣れていない人(下手に厚く塗り過ぎてしまったり、重ね塗りに関してほとんど心配する必要がありません)
  • 複雑な形のレジン作品にニスを塗りたい人(形を崩したくない作品に)

このニスが向いていない人
  • UVカットも出来るニスが欲しい人
  • 容量の多いニスが欲しい人
  • 即効性を求める人(乾くまでに時間がかかる)

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タミヤ つや出しニスの使い方

使いやすいニスなので、使い方は簡単です。

レジン作品をUVライトを当てて完成させた“直後”に、ニスを塗っていきます。

完成から時間が経過したレジン作品に塗る時は、必ず『表面のゴミ等』を取ってからニスでの仕上げ作業を行いましょう!

  1. キャップに付いている筆にニスをつけます。
  2. レジン作品表面にしっかりと全面にニスを塗っていきます。
  3. 1日くらい十分に乾燥させます。

UVですぐに硬化するレジンに慣れていると、乾くまで待つのを忘れてうっかり触ってしまい、塗り直し…ということにならないように、十分に乾燥時間を取りましょう。

ニスの筆を使う時のポイントやコツ★

ムラが出来ないように筆を使うコツ

塗り広げていくうちに塗り斑ができる場合もあります。筆を使いたいところに強く押し付けて筆を走らせると筆の形が出来て、仕上がりが汚くなります。筆を使う時はニスの上澄みを動かすイメージで使うのが仕上がりをキレイにするためのコツです。

塗る面にぎゅっと押し付けないでニスの上面を動かしてあげるイメージで使いましょう。

気泡ができないように筆を使うコツ

広範囲のものをコーティングするときに、筆などを使うと知らない間に細かい気泡が生じていることがあります。

何度も筆を付けたり上げたりしていると結局は筆で泡立てていることになるので、細かい気泡ができ、プツプツとした小さな穴ができる原因となります。

一筆書きのように、極力少ない回数でニスの上澄みを移動させるようなイメージでコーティングするのがおすすめです。

初心者の人や特に不器用さん

ニスなんて小学校の図工以来触ってないし、マニキュア塗るのも下手だし・・。

こんな人は、やり方によっては、表面に筆痕(刷毛の跡)が付いて気になるかも知れません。

技術的に不安であれば、せっかくのレジン作品の艶感に余計なものを塗ってしまった感じになる場合もありますので、出来上がったままの作品のツヤで納得した方がいいですね。

もしも、ニス塗りに失敗したら、乾いたらまた上からレジン液を塗りましょう。

まとめ

今回はレジン初心者さんにもおすすめなレジンの仕上げのニスについて紹介しました。

ツヤを出すにはニスを塗る方法がありますが、UVカットする方法や他のニスの使い方などは別の記事で取り上げていきたいと思います。

ニスを使うのが始めての方には特に使って欲しいニスですので、気になった方は是非試してみて下さいね。

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