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【レジン】気泡ができる原因とは?!そのやり方で大丈夫?

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なぜ、そもそも気泡は出来てしまうの😕?

キレイに塗れたと思ったレジン作品。

でもでも、硬化したらよく見たら気泡が入ってる!なんてことありませんか?

レジンを始めた初心者にありがちな「気泡が入る」という失敗・・。

気泡は、出来てしまうと面倒ですよね。

しかし、塗るときにちょっと気を付けるだけで気泡は防止できます

気泡が出来にくいようにするコツを知っていれば作業もはかどるはずです‼

気泡が入る原因を知って、レジンの仕上がりをランクアップさせましょう✌

今回は、このレジンに気泡ができてしまう原因を解説します。気泡対策の参考にしてみて下さいね。

気泡の正体とは?

気泡はレジンに混ざってしまった空気です。

最初からレジン液に空気が入っていたわけではありません。

気泡は後からどこかで入り込んでしまった空気です。

あなたのどこかの工程で空気が入りこんでしまったのです。

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気泡ができる原因

気泡が入ると残念な仕上がりになってしまいますね。初心者のうちは気泡が入りやすいと言われます。

では、気泡が入ってしまう原因は何が挙げられるのでしょう?

気泡をしっかり抜いてから流し込めば、硬化後の気泡はかなり少なくできます。

気泡抜きはレジンの基本ですので、頑張って対策しましょう!

気泡の原因は、

  • レジンの品質の問題
  • レジンの粘度
  • 型の隅などに潜んでいた気泡
  • 攪拌の方法(とにかくユックリ混ぜる)
  • 攪拌に使用する道具(楊枝より金属が良い)
  • 作業環境(温度・湿度)
  • レジン液の注入時
  • パーツについた気泡隠れ

といったたくさんの要因があります。

詳しく説明していきますね。

レジンの品質の問題

お安めのレジンだと気泡はどうしても出てしまいます。

レジンの粘度

粘度の高いレジンは気泡をまき込みやすいです。

着色せずにそのまま使用する場合は混ぜなくていいので気泡が入りませんが、封入パーツをいれる場合はそっーと入れないと気泡が入ってしまいます。

勢いよく混ぜている

着色する場合、クリアとカラーのレジン液を混ぜ合わせるときや顔料を混ぜる時に気泡ができやすいです。

また、カラーレジンやラメ入りのレジンは塗る前に攪拌する必要があるものがあります。
スパチュラや爪楊枝で混ぜるときに、勢いよく混ぜるとレジン液自体に気泡が入ってしまいます。

顔料を混ぜてレジンを注ぐときは、別の容器で混ぜた後、一度温めて少しおいた方が気泡は抜けやすいです。

型に入れるまでに「勢いよく混ぜすぎない(空気を多く含ませない)」などの工夫も大事です。

着色する際にグルグル混ぜると気泡が沢山出来るので着色したレジンを数時間(陽の当たらない場所)で放置しておくと綺麗に気泡が抜けています。
それを流して硬化すると綺麗に出来ます。

攪拌するときは、のの字を書くように静かに混ぜます。

ボトルの中のレジンを静かに扱う

ボトルの中でレジンに気泡が入ってしまうと塗る度に気泡を気にしなくてはならず厄介です。レジンに気泡が入ってしまう原因はボトルの扱い方にもあります。

なるべく気泡が入らないように優しく静かに扱いましょう。

レジン液の注入時

レジン液を流し込む時に、気泡ができやすい。

レジン液を出すときに容器を押さずに自然に垂れてでてくるのを待つというのもあるみたいです。

型に注ぐときに高い位置から注ぐと、空気を巻き込みやすいので
(温めたレジンを)なるべく低い位置から少量注ぎ、少しおいて気泡が抜けたら
注がれているレジンに直接容器の先端を付けるような感じで
レジンを注ぐ等ためしてみて下さい。

レジンの入れ物は注ぐ直前に口を下にすると容器の中で空気を巻き込むので、
容器を下向きにして温めておくと容器の中で幾らか気泡が抜けますよ。
(注ぐとき零さないよう気をつけてください)

パーツについた気泡隠れ

ビーズや、押し花、などをレジン液に入れるとき、気泡ができやすい。

大きな気泡の原因

大きな気泡であれば、「型の隅」などに潜んでいた気泡の可能性が高いかもしれません。

型にある細かい窪みなどは、先にその箇所だけ埋めてしまう方法が良さそうです。

レジンを注ぐ時に空気を入れている

レジンは注ぐ直前に口を下にすると容器の中で空気を巻き込みます。

また、型に注ぐときに高い位置から注ぐと空気を巻き込みやすいです。

2度に分けるのは、注ぐときに容器を常に押し続ける状態にしないと
空気を巻き込みやすいからです。

分けるかどうかは型のサイズによります。

細かい凹凸のパーツを封入している

チャームの細かい凹凸に気泡が絡みつき、なかなか取れない場合があります。

中の封入するパーツの窪みにレジンを塗っておきましょう。

そういった個所に事前にレジンを塗っておくと気泡を予防できます。

紙ベースのものを封入する場合も気泡が出やすいので、レジン先塗りがおススメです。

筆にとるときに何度もつけたり勢いよくすくっている

広範囲のものをレジンコーティングするときに、筆などを使うと知らない間に細かい気泡が生じていることがあります。

筆にとるときに何度も筆をつっこんだり、混ぜるように筆を入れてしまうと気泡ができやすくなります。

塗り広げていくうちに塗り斑ができる場合もあります。

中央にレジン液を載せ、左右に傾けるなどで、自然に広げるとむらができにくくなります。

端の部分だけ爪楊枝などで丁寧に広げる感じだと失敗が少なくなります。

筆にレジンをとるときはそっとすくってください。

塗る時は力を入れ過ぎないように優しい筆使いを心がけましょう。
気を付けていても塗ったときに気泡が入ってしまうことがあります。そんな時は、筆で爪の先まで気泡をすべらせて消します。
とくにトップジェルを塗るときにストーンの周りで気泡が入りやすくなります。

レジンを細かく混ぜすぎている

混ぜることで空気が入り、気泡ができる原因となります。

使い込んだ爪楊枝や竹串を使って混ぜている

使い込んだ爪楊枝だと先が毛羽立ったりしていて、それが気泡の原因になる場合もあるようです。

また、かき混ぜる棒は爪楊枝がお手軽で一般的ですが、レジンに水分が入ると濁って
しまうそうで、木製である爪楊枝はわずかに水分を含んでいる場合があり、
濁ったりすることがあるそうです(気泡ではないけど)。

着色する時にシリコンカップで爪楊枝や竹串を使い混ぜていますか?スパチュラのような平らな物で混ぜることで僅かながらも気泡の量は少なくなります。

かき混ぜたり気泡をつぶしたりするには、専用のレジン用の混ぜるものや目打ちの先やクリップを伸ばしたものなど金属製のものがベターなようです。

安い爪楊枝や竹串よりも、専用の物は使い捨てじゃないのでそちらの方が経済的かもしれませんね。

また、使い込んだ爪楊枝だと先が毛羽立ったりしていて、それが気泡の原因に
なる場合もあるみたい。
かき混ぜたり気泡をつぶしたりするには、目打ちの先やクリップを伸ばしたものなど
金属製のものがベターなようです(目打ちなどお取り扱いにご注意を)。
(ケチな私は爪楊枝愛用…)
爪楊枝より竹串の方が長くて扱いやすいかも?

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気泡を作らないようにする改善方法・対策

基本「温めてサラッとさせて気泡を抜く」を頭に入れておきましょう。

コツとしては、上記の段階的な作業のほかに、
・細かく混ぜすぎない
・ときおり振動を掛けてみる
・楊枝のようなケバの出る道具で混ぜない
・潰れにくい細かい泡は、集めてすくい取る
・レジンを適度に温める・温め過ぎない
・減圧する
このような方法があります。

硬化中に気泡が出来ないようにするには?

質の高いレジン液を使用する

気泡の出来にくい、質の高いレジン液を使用しましょう。

そもそも安いダイソーなどのレジン液の品質上、気泡を出しやすい液なのです。

清原のレジン液はダイソーのレジン液よりも明らかに、エンボスヒーターをかけた後にしぶとく残っている細かい気泡がほとんど出ていない”という事です。

明らかに清原のUVクラフトレジン液を使用した時には、こういったエンボスヒーターをかけた後にしぶとく残っている細かい気泡がほとんどでなくなりました。

『安いレジン液と高いレジン液の大きな違い』は、『エンボスヒーターをかけた後にしぶとく残っている細かい気泡が出やすいか出にくいかの違い』なんじゃないかなと最近思っています。

レジン液を変えてみましょう。

お安い値段のレジンは品質が良くない場合があるそうです。
レジンも新鮮なほど質がよく、古いレジンは安売りされたりするそうなので、
安価なレジン=経年劣化したレジン、な場合もあるそうです。
劣化したレジンは、黄色っぽかったり、硬化し辛かったりもするようです。

硬化の前に液を温めておく

なるべく粘度を下げる(サラサラに近づける)ましょう。

UVレジンは温めると粘度が下がって気泡が抜けやすくなります。

液を温めてサラサラにしておけば、

温めると 流動性が高くなるので気泡が浮き上がってきます。

それを爪楊枝などで突いて消す。

少しは改善されると思います。

ドライヤーでレジンを温めてから型に注ぎ、少しおいてから硬化させると
幾らか違うかもしれません。

プチプチと弾ける感じで気泡が消えます。消えないのはヨウジで取り除きます。

固める前に、専用の熱を当てるエンボスヒーターか、ドライヤーを下から当ててみるといいかもしれません。

少しでも粘り気の少ない条件を見つけてください。

寒いと気泡が出来やすい

部屋も温めておきましょう。

低温の場所だと気泡が抜け辛い。レジンの粘度が高いと抜け辛いから。
(20度以下だと粘度が増すみたいです)

レジンを注ぐ時は低い位置から

なるべく低い位置から少量注ぎ、少しおいて気泡が抜けたら
注がれているレジンに直接容器の先端を付けるような感じで足していきましょう。

またレジン液を下向きにして温めておくと容器の中で幾らか気泡が抜けます。

注ぐときは、零さないよう気をつけてくださいね。

もし、顔料を混ぜてレジンを注ぐときは別の容器で混ぜた後、
一度温めて少しおいた方が気泡は抜けやすいです。

レジンを流す際に、一気に流すのがいけないのでしょうか?
少しずつ流してもいいのですが、、それだと、均一に平らに固まらないような気がします。

時間をおく

20分近く置いてから上がってきた気泡を取り除くようにするのも手です。

冬など気温が低くレジンの粘土が高くなる環境で扱う時は、混ぜたレジンを放置しておく時に、温めたお湯を入れたタッパーの上に置いてゆるくなるようにしています。
気休め程度かもしれませんが、粘度がゆるい方がその後の工程で気泡が取りやすくなります。

レジンを細かく混ぜない。

※2液を混ぜるタイプのレジン(クリスタルレジンなど)は、よく撹拌しないとダメなんだ
そうです。「2分混ぜ、5分おく」といいらしいです。

粘度の低い(さらさらした)レジンを使う。

粘度が高いと気泡が抜け辛い。

細かく混ぜすぎない

2液混合レジンを混ぜる時に、ゆ〜っくり混ぜることで空気が入りにくくなります。

混ぜた後、どうしても入ってしまった気泡を抜く場合は、5分ぐらい放置しておくといいでしょう^^

レジンを適度に温める

レジンを温めるには、ドライヤーを離してあてたり(表面部には効果大)、ホットカーペットの上で作業したり、エンボスヒーター(3000円くらい)を使用します。
また減圧には、食品保存用のポンプ付き容器(例:加藤産業 FS-200B)のような物が使えます。レジン周囲の気圧を下げることで、相対的に気泡の圧力が高まり外へ逃げようとするのですね。
双方を併用(温めて減圧)することで、より効果が得られることと思います。

粘度の低いブランドのレジン液を使う

レジン液もメーカーによって、特徴は様々です。
粘度が高いレジン液だと、気泡が抜け辛いです。
また、低温(20度以下)だと、粘度が増すので、作業をする室温にも注意してください。

パーツにもレジン液を塗っておく

パーツをレジン液に封入した時に、気泡が入ったり、細かい凹凸に気泡が絡みついてなかなか取れなかったりする事が有ります。
その防止として、先にパーツにもレジン液を塗っておくと、硬化済みのレジンや、流し入れたレジン液と密着しやすく気泡が入りにくくなるのです。

それでも、気泡が入ってしまう事もあります。
その時は気泡を潰すか、取り除くかをして、気泡を消す作業をしなくてはいけません。

気泡が出来にくい混ぜ方をマスターする

撹拌棒などでよく混ぜます。
(気泡がはいりやすいので、同一方向になめらかにまぜると入りにくいです)

着色する時にシリコンカップで爪楊枝や竹串を使い混ぜていますか?

スパチュラのような平らな物で混ぜることで僅かながらも気泡の量は少なくなります。

着色する際にグルグル混ぜると気泡が沢山出来るので着色したレジンを数時間(陽の当たらない場所)で放置しておくと綺麗に気泡が抜けています。
それを流して硬化すると綺麗に出来ます。

容器を押して出さず、傾けて重力に任せる

容器を押して出すと、容器内の空気がレジン液と一緒に出てしまうので、気泡が入りやすくなります。
そこで、容器を傾けて、レジン液が自然に流れ出るように垂らして使うと気泡は入りにくくなるのです。

2度に分けるのは
注ぐときに容器を常に押し続ける状態にしないと
空気を巻き込みやすいからですが、
分けるかどうかは型のサイズによるので
その辺りはお任せします(^-^)

色付けや、ラメ等をレジン液に混ぜる時は、シリコン型やミール皿の中で混ぜないようにしましょう。

小さくカットしたクリアファイルなどの上で、レジン液と着色料やラメ等を混ぜてから、型に流し入れてください。
ここで混ぜる時に、爪楊枝等を使いますが、爪楊枝の先で混ぜるのではなく、爪楊枝を寝かせるようにして、同一方向に混ぜるようにするのも、気泡対策の一つです。

紙のスプーンで混ぜる

これは、ネット上ではどこにも書いていなかった事だったので、これを伝えたいがためにこの記事を書き、ここまで引っ張ったと言っても過言では無いですw

コンビニでアイスクリームを買うと貰える紙スプーン。(ハーゲンダッツ除くw)

だまされたと思って、一度これを使って「いつも通りに」混ぜてみてください。

びっくりするぐらい気泡が出来ませんから!!

原理はさっぱりわかりませんが、どこの家にも食器棚に一本ぐらいあるでしょう?

とにかく一度使ってみてくださいw

まとめ

基本「温めてサラッとさせて気泡を抜く」を試してみて下さいね😊

そもそも気泡は「できるもの」ですから、あとは程度によって許容することもテクニックのひとつではあります。
いずれか試されて、あなたに良い方法を見つけていただければ幸いです。

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