UVレジンアクセサリーを本格的に作り始めるとエンボスヒーターが欲しくなってきます。
エンボスヒーターは、簡単に気泡が消える優れもの。
ですが、上手く使うコツを知らない場合、
『あれ?せっかく買ったのに気泡が消えない・・・』
ということになってしまいます。
エンボスヒーターでも気泡が消えない場合や、使ったことがない人は、購入する前にこのページを読んでみて下さいね。
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エンボスヒーターの基本的な使い方
- エンボスヒーターを用意します。
- シリコンカップなど耐熱のものにレジン液を入れます。
- エンボスヒーターを左右に小刻みに動かすとプチプチっと気泡が消えます。
エンボスヒーターを使うポイント
レジン液の当て方
当て方は、レジン液が跳ねないくらいに当てる…で良いかと。エンボスヒーターを左右に揺らすように熱風を当てると、気泡を消しやすくなります。
気泡を移動させる
型枠などの容器を傾けるなどして気泡を移動させ、エンボスヒーターを当てやすい場所に移動させましょう。シリコンカップとレジン液が熱くなっている可能性があるので冷ましてから、傾けて気泡を移動させて風を当てます。
レジン液からの距離・熱風を当て続けない
レジン液が吹き飛ばされない程度に距離を離して(耐熱容器でも熱くなる)5〜8cm程度風を当てます。
耐熱容器も熱くなるので、熱風を当て続けないように気を付けましょう。
近づけて長い時間熱風を当てていると下に引いているプラスチック系のものが温まって柔らかくなってしまうようなので気を付けましょう。
1度で全部の気泡をとろうしない
大切なのは一度に気泡を全部消そうとしないことです。何度かに分け、瞬間的に当てて潰す感じです。
当てる時間は様子を見ながらまず3秒くらい温めて表面の大きな気泡を消します。何度か風を当てて消すことを繰り返しましょう。
エンボスヒーターで気泡が消える理由とは?
そこから時間を置いて泡を抜いたり、綿棒で泡だけ吸ったり、針で泡を潰したりやり方は様々です。エンボスヒーター単体で気泡が消えるというのは間違いではないのですが、あくまで、併用して使う感じです。
エンボスヒーターの失敗例
かえって気泡が増えた
当て方が悪いとかではなく、温めると気体は膨張するので 気泡が大きくなることを増えたように見えているのかもしれません。
気泡が消えない
使うレジン液によって、エンボスヒーターをかけた後の消えない気泡の数は全然違ってきます。サラサラとしたレジン液の泡は直ぐに消えますが、トロトロと粘度の高い物の泡は消えにくいです。
例:清春のUVレジン液の泡は直ぐ消えますが、ユザワヤのレジン液の泡は消えにくいです。
また、エンボスヒーターによっても、出力が弱い(W数)や温度が低いなどで、その分気泡がとるのに時間がかかるのはあるかもしれません。
UVレジンでのエンボスヒーターの使用感
特に、エンボスヒーターを持っていない・使ったことがない人にとって、
- 『気泡が消せるみたいだけど、どれくらい気泡を消せるの?』
- 『完全に気泡を消せるのか?』
- 『お金を出してまで買う価値はある?』
などの実際のエンボスヒーターの使用感を知りたいと思います。高い買い物をして、失敗したくないですもんね。
実際に使ってみてどうなの?
最初は誰もが本当に消えるのか不安です。ですが、使ってみたら簡単にささっと消すことができて感動します。
エンボスヒーターを使うと、今までつまようじや針で悪戦苦闘していた時間が何だったんだろうと思うはずです。気泡とともにすくっていたレジン液の無駄も省けて経済的です。
すくいようのない細かい炭酸の泡のような気泡も風を当てるとプチプチっと一瞬で消えて、消える瞬間がとても気分が良いです。悪戦苦闘したことも、経験として良かったのかもしれませんが、エンボスヒーターを使うことで、ストレス無く作業をスムーズに行うことができますよ。
細かい気泡でお悩みの方にはオススメです。
どのくらい気泡が無くなる?
エンボスヒーターでけっこうな数の気泡は消えますが、全部は消えません。割合でいうと、80%くらいの気泡は消すことが出来ます。
どんな感じで気泡は消えていく?
エンボスヒーターは風を当てた瞬間に、はじけるような感じで気泡が抜けていきます。左右に小刻みに動かすとプチプチっと気泡が消えます。つまようじでは消しにくい細かい気泡も綺麗に消えます。
まとめ
このようにエンボスヒーターを使う上で、多少のコツがいるようです。
気泡は爪楊枝などで集中して姿勢悪い感じでやるものだと思っていたら、熱風ビームで一発です。
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