レジンを型に流してUVライトにあてて固めると、表面にたくさんの気泡が潰れた後の様な跡ができてしまったことがありませんか?
『気泡の潰し残しかな?』
と思って次はしっかり気泡を潰し、確認してからライトに当てても、やはり気泡が潰れた様な跡がたくさんできてしまいます。
この対処法はあるのでしょうか…?
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表面の気泡の状態
「ボツボツ」や「ポツポツ」や「粒々」「隠れ気泡」と表現され、たくさんの人が経験済みだと思います。
どうも上手く言えないのですが、ホットケーキを焼いている最中に出来るプツプツみたいなものです。
レジンランプに入れた途端レジンの表面が沸騰したみたいになってしまいます。
細かい、気泡ではないのですがプツプツと針で突いたような穴が…ツノが出来ることもあります。
この表面の細かいブツブツがは、とても気になりますよね。
表面の気泡の窪み
見た目では気づかなかった気泡が残っていて、硬化したレジン表面にちっちゃな窪みがぽつぽつと…。
表面にできた気泡の跡の窪みは、その上から更にレジンを盛ると綺麗に消える場合があります。
ただ表面コーティングに使用するレジンは、なるべく質のいい(または質が好みの)レジンを使うといいと思います。レジンによっては、更に気泡ができたり、未硬化状態で表面がべとべとになってしまう場合があります。
また、盛り過ぎるとレジンが溢れて流れ出てしまうことがあるのでご注意を。
原因は・・やはり気泡!!
塗り広げていくうちに塗り斑ができた
広範囲のものをレジンコーティングするときに、筆などを使うと知らない間に細かい気泡が生じていることがあります。
中央にレジン液を載せ、左右に傾けるなどで、自然に広げるとむらができにくくなります。端の部分だけ爪楊枝などで丁寧に広げる感じだと失敗が少なくなります。
小さな気泡があった
レジンを混ぜる時、染料をいれるとき、パーツをいれるとき、硬化するとき…
いろいろなタイミングで空気を巻き込んでいます。
パーツを封入するときにも細かい空気の泡が付着していることがあり、硬化の段階で浮き上がってくることがあります。封入するパーツもレジンでしっかりコーティングするなどの工夫が必要なことがあります。
硬化のスピードに差が現れた
型にレジンを何回か分けて入れるのはどうですか?下に溜まっていた気泡の数は減ると思いますよ!
型はUV対応ですか?
対応で無い物を使うと時折そういった事が起こります
半透明の型でも紫外線を上手く通さない物もあります。
型というのですから、シリコン製なのかな?
UVレジン対応のシリコン型って実はかなり少ないです。
気泡の原因はUV・太陽光(紫外線)の当てすぎではない
硬化した後に表面がぶつぶつになるのは、太陽光に当てる前にできる限り気泡を取り除くことで防げます。細かい気泡はドライヤー等で温めれば抜けやすくなりますが、温めるとレジン液がサラサラになるので、しっかり盛っている状態で温めると表面張力でぷっくりなっている状態が崩れ、決壊するので注意が必要です。
表面にポツポツ穴が空かないようにする対処法
あまり厚く流さない事で改善されました。
表面の気泡の穴は硬化前に中の気泡をしっかり抜くと大分防げます。
気泡を抜く方法ですが、
UVレジンは温めると粘度が下がって
気泡が抜けやすくなるので
ドライヤーでレジンを温めてから型に注ぎ、
少しおいてから硬化させると
幾らか違うかもしれません。
気泡は全部潰してからランプに当てていますし、恐らく何も間違っていないと思うのですが…
これ(細かい穴)はどうすれば無くせますか?
固める前に温めて空気を出すことが重要
レジン液が硬くなりがちなので、一度気泡が入ってしまうとなかなか手では取りにくいですよね。なので、温めるのが一番だと思います。エンボスヒーターを使うことが多いようです。
出来てしまったブツブツの修復は可能?
小さな穴に爪楊枝などで根気よく液をいれ再硬化でしょうか。
ブツブツが残った時はうすーくまたレジンを塗り広げて硬化させると綺麗になりますよ!
また、コンパウド等で磨く手もあります。
気泡が出来づらいレジン液
質の低いレジン液は気泡が出来易く、失敗が多くなります。
安すぎるレジン液はあまりオススメできません。
質の高いレジン液は気泡が出来ずらく、失敗も少なくなるので結果コスパは良くなります。
清原のレジン液がおすすめ