ネットのハンドメイド作品を見ると、色とりどりの素敵なレジン作品が並んでいます。でも売っているレジン液は無色透明・・・。
『あのカラフルな色はどうやってつけているの?』
今回は、安い顔料や初心者でも簡単にできる着色法などをまとめてみました!
(自分好みの色が作りやすい、安く手に入る、気泡が入りにくいetc…)
レジンの色付けに顔料を使う理由
最も簡単にかつ手間を掛けずにレジンを色づけする方法は顔料で着色する方法です。
レジン液には、透明のクリアカラーだけでは無く、既に着色されたカラーのレジン液も売られています。
しかし、カラーバリエーションも少なく、使用する時も、少量しか使わなくて、残ってしまう事もあります。
使用するにも、販売しているものも、一般的には「クリアカラー」のレジン液が多いでしょう。
そして、手間はかかりますが、クリアカラーのレジン液に、使用する量だけを着色すると言うやり方を取るのがベストなのではないでしょうか?
UVレジンの着色法は色々あります。
レジンに着色したい場合は、別容器(使い捨てカップなど)で、
レジンと着色パウダーをよく混ぜ合わせます。
基本的にUVレジンも2液性のレジンも、エポキシ系なら透明です。
この、とろとろの液に色をつけるにはどうすればいいのか?
まず、レジンのハウツー本だと間違いなく「ラメパウダー」とか「レジン着色用の染料」をオススメされます。
そちらを使ったほうが、安心だと思います。
・・・しかし、高いもん。
この小さいのが?他には使えないのに?なんでこんな値段なの?
ダイソー レジン液専用の着色顔料
ダイソーでは着色レジン液専用の着色顔料というものが売っています。
商品名は『UVクラフトレジン専用カラー顔料』という名前のもので、粉状になっていますのでレジン液の容器から出して顔料を爪楊枝等で混ぜて色づけをします。
ホワイト・ブラック・レッド・ブルー・イエロー・ピンク・パープル・グリーン・ブラウンの全9色ですが、レッドとイエローを合わせてオレンジ…など、色を組み合わせて好きな色に着色することもできます。
ピカエース
レジンでアクセサリー作りをする人の中には、愛好者がたくさんいるほどの人気のピカエース。本来、ピカエースはネイルアート用の粉末素材ですが、UVレジンの着色に使っている人も多いんです。
ピカエースの種類は豊富でキラキラパウダーや、オーロラ調ホログラムや蓄光パウダーなど、豊富なカラーに加えて多種類のパウダーが揃っています。
ピカエース顔料でも複数種類があり、クリアなもの(透明顔料)とマットタイプなものとあります。「着色」するから着色顔料というだけで、仕上がりが透明か不透明かは種類によります。
使い方は簡単で、透明のレジン液にピカエースを少量ずつ混ぜていきます。
また量を少なめに調整することで透明感がアップします。とりあえず、試しに混色してみましょう。袋状の容器なので、プラスチックケースなどに入れ替えると使いやすさがアップします。
コピック
「コピック」とはアルコール性のインクマーカーのことです。
UVレジンに着色する方法にコピックを利用するという方法があります。
淡い透明感のある色を出せるのでUVレジンに着色するのに向いています。
コピックの種類
350色以上のカラーが販売されていて1本380円前後の価格で購入することができます。
コピックの使い方
着色する方法は、透明のUVレジン液にコピックの補充用インクを1滴入れ、つまようじなどで良く混ぜ合わせるだけ。
補充用インクがない場合は、クリアファイルの上に着色したいコピックで色を塗っておきます。クッキングシートの上でも可能です。
その上に透明のレジン液を垂らします。つまようじや竹串などでよく混ぜ合わせれば着色できます。
コピックを使う時のポイント
つまようじの先端にコピックを少し乗せる程度の量から様子を見ましょう。
コピックは、補充用のインクも販売されているので、UVレジンに着色するには補充用インクが使いやすいです。
ない場合はペンタイプのコピックでも着色できます。
まとめ
レジンに着色する方法は、UVレジン専用着色料を使う方法が一番安心ですが、さまざまな色付け法で着色することができます。
UVレジン専用着色料にはないカラーに着色することもできるので、色々と試してみると楽しいと思いますよ。
オリジナルのカラーで作るレジン作品は、とても魅力的で愛着のわくレジン作品に仕上がります。