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安く済ませたい!レジンの紙染みを防ぐコーティング剤の代用品

Coating

レジンに紙染みが起きないように安く簡単にコーティングできないかな・・

こんなお悩み無いですか😂???

ミール皿などの背景にする際に折り紙や和紙など紙類を何もせずにそのままレジンに入れてしまうと、

紙にレジン液が染み込み色が暗くなってしまったり変色したりしますよね。

これを解決するには、レジン液のメーカーから紙・布用のコート剤という商品が発売されていますが、そこそこのお値段がします😟。

仕上がりの発色がよいジェッソとジェルメディウムを使ったコーティング方法もありますが、そんなに使わないしな・・・と困ってしまいます。

レジンの材料は色々あって揃えるのも大変です・・・。

できれば、家にあるものや100均などの気軽に安く入手しやすい材料で揃えば嬉しいですよね。

今回は、そんなUVレジンで使えるレジン液の染み込み防止に使える代用品をまとめてみました。

レジンがにじんで、ミール皿の背景が透けてしまうなどの紙染みがしないように、コーティング剤を使わずに対策できますよ。

レジンの紙染み防止に使える代用品

レジンの紙染み防止に使える代用品といっても、素材(紙や布など)を保護する目的で大きく分けて以下のような対策になります。

  • 固体(シート・テープなど)で覆う
  • 液体(ボンド・トップコート)を塗る

それでは、詳しく説明していきますね。

トップコート・マニキュアのトップコート

素材にトップコートを塗ることで紙や布への染み込みを防ぐことができます。100均にも必ず売っているのでチェックしてみて下さい。

やり方は、封入したいモノに透明なトップコートをまんべんなく塗ります。このとき、両面や端に塗り残しの無いように塗ってきちんと乾かしてから封入する事が大事です。

塗り残しが有るとそこからレジン液が染みて、結局透けて汚くなってしまいます。

トップコート自体が染みてしまった場合は、トップコートの上から裏側を白く塗ると柄がはっきりして使える様になる場合も有ります。

マニキュアのトップコートを使う場合はしっかり乾かしてからではないとレジンが劣化する可能性があるので注意が必要です。

「透明フィルム」を貼る

100均に売っている【ラミネートコーティングフィルム】が使えます。

やり方は、紙や布にこの透明フィルムを貼り付けます。空気を抜くように、定規などで押し付けながらこすってください。

隙間が有るとレジン液が入り込んでしまうので、しっかりと貼り付けます。裏面にも同じように透明フィルムを貼り付けてください。

これで、両面からのレジン液の侵入を防ぎ、にじみを防ぐことが出来ます。

素材をラミネートコーティングする

家庭用のラミネーターを持っている場合、素材をラミネートコーティングしてから封入するという手も有ります。

ただし、ラミネートの性質上どうしても透明な縁が出来てしまいますから、それを活かしたデザインを考える必要が有るので少し難易度が上がります。

レジンの為だけなら、わざわざ機械を購入する必要は無いと思います。

梱包用の透明なガムテープや透明なシートやテープ

押し花等に使う透明なシートや梱包用の太い透明テープ等で挟み、断面をトップコートやボンドでコーティングする合わせ技も有ります。

断面をコーティングするのを忘れると、横から染み込んでしまうので気を付けてくださいね。

両面テープで挟みこむ

封入したい紙をあらかじめ両面テープで挟み込みそのまま封入してしまいます。

その際、封入したい紙はモールドやミール皿などの型よりも少し小さめに切っておき、両面テープで挟み込んでコーティングしたら型にぴったりのサイズになるようにしておきます。

紙を表面だけでなくサイドまでコーティングしないと隙間からレジン液が染みてしまうので気をつけてください。

セロテープ(セロハンテープ)で塞ぐ

両面テープと同じ要領で封入したい紙をあらかじめセロテープで挟み込みそのまま封入してしまいます。

紙の表、裏、そして側面までしっかりと塞ぎましょう。太めのセロテープでコーティングしたり、いろいろ工夫しないとそれでも紙染みしてしまいます。

木工用ボンド

液状なので筆で塗って、表裏側面をコーティングします。

ボンドをセッティングに塗って軽く乾かします。

完全に乾く前に紙を乗せてしっかり押し付けて貼り付けます。さらに上からボンドを紙に塗って乾かしましょう。ボンドがしっかり乾いたらレジンを流して硬化させます。

ボンドが紙をコーティングしてレジン液が染みるのを防いでくれるんです!

乾くと透明になるタイプのボンド

乾くと透明になるタイプのボンドを薄く塗る方法も有ります。この場合も塗りのこしの無いようにまんべんなく塗ってください。

ごく薄く数回に分けて塗ることがポイントです。

トップコートよりもコーティング段階で染み込んでしまう可能性は低めです。

古いボンドはダマになっている事も有るので、一回どこかに出してなめらかな部分を塗るようにします。

完全に透明にならないモノも有るので、必ず使わない切れ端などでテストをしてから使ってください。

マスキングテープ

乾くのを待つのがめんどくさい!そんな方にはマスキングテープを使った対策が良いでしょう。

柄の入った可愛いものではなく、本当にマスキングするためだけのマスキングテープを使います。

100円均一でも売っていますが、若干黄色っぽいので白っぽいマスキングを文房具店等で購入してください。

マスキングテープをセッティングにしっかりと押し付け、つまようじやピンセットなど先のとがったものでセッティングの縁をなぞってマスキングテープに型付けをします。

いったんマスキングテープを剥がして先ほど付けた型に沿ってハサミで切り抜きます。切り抜いたらセッティングにもう一度貼ってしっかり押さえます。

これでOKです。

濃い色の紙を使うなら1重、薄い色の紙なら2重にマスキングテープを貼りましょう。

この上に紙を乗せレジンを流します。マスキングテープが下地になっているのでレジンで紙が透けても色合いは変わりません。

「防水スプレー」を吹き付けて使う

ホームセンターなどで販売されている「衣類品用」や「傘用」などで代用できます。
使用時の注意としては、紙(布)の切断面にもきちんとスプレーする事です。

また、気泡が出来てしまう事が有りますので、気泡が残らないように作業してください。

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レジンがにじまないようにするコツ

レジン液でのにじみ対策は、表面だけではなく、裏面側面も意識して作業する事が大切です。

薄い紙切れ一枚・・と安易に考えて、この側面を忘れてしまうと、周りから(周りだけ)変色してしまう事も多いです。

フィルムやテープ系を使う時は、隙間が有るとレジン液が入り込んでしまうので、しっかりと貼り付けます。

ボンド系を使う時は、塗りのこしの無いようにまんべんなく塗って、しっかり乾かしましょう。

ミール皿の背景に使う場合は、ミール皿をマニキュアなどで白く塗ってから、にじみ対策をした紙や布を使うと更に色がきれいに出ますのでおすすめです。

レジン液がにじんでしまった時の対策法

背景を白地にしていれば、色の暗さ(変色)が軽減されます。

にじみ対策に失敗してしまったとしても(染みてしまった場合)裏側を白く塗ると柄がはっきりして使える様になる場合もありますので、試してみて下さいね。

(滲み対策と同じ方法ですね😁)

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100均にも売っている!レジン専用コーティング剤

100均のセリアに「レジン専用コーティング剤」が売っています

上に紹介した代用する方法以外や、高いコーティング剤を買う前に一度コーティングの仕方を試してみたい方は是非探してみて下さいね。

このコーティング剤は白色の液体で、乾くと透明になります。

やり方は、コーティングしたい紙などの表面を塗って乾燥させる⇒裏面を塗って乾燥させるだけです。

コーティング剤を塗るときは、特に表面を丁寧に塗ってよく乾かすのがコツです。

ムラがあったり乾いてないと、レジン液を塗った時(封入したとき)にキレイに仕上がりません。

百均では、ジェルネイル用や化粧用の筆も売っているので、その筆を使って、薄く塗っていきます。

コーティング剤を塗った後の筆はすぐに洗わないと、固まってしまいますので注意して下さいね。

まとめ

今回は、コーティング剤以外のにじみ対策を紹介しました。紙のにじみ防止にぜひ、役立てて下さいね。

(最後は100均のコーティング剤を紹介しましたが・・・”^_^”)

レジンは液体ですので、紙や布などは直接レジン液を注いでしまうと、どうしてもにじんでしまいます。

レジンが染み込むと紙の色が透けて模様だけになってしまったり、変色して、背景素材の本来の色合いや質感が保ちにくくなってしまい、キレイに仕上がりません。

作品が『う~~ん、いまいち・・(~_~;)』となってしまわないように、コーティングするか違う方法で試してみて下さいね。

これ、という正解はないので自分のやりやすい方法や封入したい材料に合わせてやってみてください。

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