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UVレジン液は危険性がある?注意点や取り扱いまとめ

 Touch

近頃、簡単に可愛いアクセサリーが作れるとあって、UVレジンの人気が上昇傾向です。

この数年で数多くのUVレジン商品が各社より販売される様になりました。現在、20種類以上のUVレジン液が販売されています。もちろん100円ショップのダイソーやセリアでも販売されていて手軽に入手できます。

しかし、100均で買えるからと言って、UVレジン液といえど化学的に配合されたものなので、取り扱い方や使い方を間違えると大変危険です。

今回は、安全に楽しくレジンクラフトを楽しめるように注意点や取り扱い方法をまとめてみました。レジンクラフトをこれから始める方は、ぜひ参考にして下さいね。既に使ったことがある方も使い方が間違っていないか確認してみて下さいね(^J^)

UVレジン液の粗悪品に注意しよう!!

UVレジン液が人気になったことで、一般に手芸クラフトで販売されている『UVレジン』の中には、工業用で使われている製品をそのまま転用して手芸クラフト向けに販売している雑な商品が多いそうです。

何も知らない一般消費者の方々は工業用規格のUVレジンの特性や危険性を知る事なく手芸クラフトに使用しているケースが非常に多い危険な状況となっています。

このままいくと工業規格のUVレジンの取り扱いを誤って使用すると当然ながら問題が生じるケースが増えると予想されています。

現在、各社から販売中の商品は、手芸クラフト用『UVレジン』として販売されていても、注意喚起表示など大切な情報を表示しない商品が多数あります。使用上に関する注意喚起が「パッケージ、ボトルラベル、添付説明書、カタログ」などでしっかり開示されている商品を選びましょう。

品質や安全性はやはり大手メーカ製のもの【清原・パジコなど】が安全です。十分に注意しましょう。

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安全に製作する際に気をつけることは?

レジンは、液の状態の物は肌に有害です。そして、硬化する際には極わずかですが有害ガスが発生します。但し、硬化後は無害なのです。

その為、レジン液や有害ガスに長時間接していると、アレルギー症状が出る場合も有ります。
「アレルギー」なので、「花粉症」や「金属アレルギー」などと同様、体質によって個人差はあり、何の対策もしていないのに、全く反応しない人もいれば、対策していても反応してしまう人もいます。

このようなことにならないように、安全に製作する際に気をつけるべき、いくつかの方法を紹介しますね。

換気をしよう

作業中、および硬化中は、必ず換気をしましょう。においや化学反応による気化物質が気になる場合は、換気をすれば問題ありません。硬化時に発生する有害ガスを吸い込まないように換気をしてください。窓を開ける、換気扇を付ける事を心掛け、密室での作業は避け、通気性の良い場所で作業をしてください。

レジンが体に付着しないようにしよう

作業中にレジンが付着してしまうような、服にゆとりのある格好はなるべく避けましょう。気付かないうちにレジンが付着する恐れもありますので、テーブルにシートを敷いたり、汚れても構わない服装で作業してくださいね。手や目、皮膚、家具などにUVレジンが付着しないようにご注意ください。作業中は、エプロンを付けましょう。
身体や服に付着した場合は、直ちに石鹸水で洗い流してくださいね。

火傷に注意しよう

UVライトで照射した直後のUVレジンは非常に熱くなっています。モールドなどから取り外す際は少し時間をおいてから触る様にしましょう。

手袋を付けよう

レジン液が肌に直接触れないようにする為に手袋が安全です。どんなビニール手袋を使えばいいの?と思いますが、市販のビニール袋でも問題ありません。できれば、ニトリル製の手袋を推奨します。耐薬品性が優れ、突き刺し強度に優れています。天然ゴム製、塩化ビニール製の手袋は、耐薬品性があまりよくありません。また、天然ゴムにはアレルギーがある場合がありますので、ご注意ください。

事前に、破損などがないか確認して装着してください。しかしながら、使い続けてUVレジンが付着したまま使用を続けると、周囲にも汚染が広がり、かえって接触の機会を増やしてしまう恐れがありますので、十分ご注意ください。

マスクを付けよう

有害ガスを吸い込まないようにする為です。

レジン作品の仕上げで削ったり研磨を行う使用方法ですと、研磨材により粒子が大小の粉塵が発生します。吸入しないように、粒子に合わせた防塵マスクをご使用ください。

ゴーグルを付けよう

有害ガスは、目にも刺激を与えるとも言われています。そして、最後に、作業後は手を洗いましょう。その際、水道水ORぬるま湯で石鹸を使って洗って下さい。
ベンジンやアルコールなどで洗うと返ってレジン液の成分が皮膚に浸透しやすくなりますので避けてくださいね。

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レジンが体へ与える影響とは?

レジンアレルギー

レジンアレルギーとは 直接レジン液に触れたりしているうちに手がボロボロになったり痒くなる。すぐに症状が現れることはなく、多くは半日から数日後に症状が現れます。主に指先にあらわれます。皮膚の弱い方やアレルギー体質の方は、まれにかぶれることがありますので、その際は直ちに使用をやめて医師に相談してください。

有機ガスで体調に異変?

作業環境やUVレジンの使用量によりますが、一般的なUVレジンクラフトでは、窓を開けるなどの室内換気でだいじょうぶです。ただし、体質的に敏感な方もいらっしゃいますので、 万一、体調に不調を感じたらすぐにご使用を中止してください。

換気をすれば、かなりの量のガスを低減する事が可能です。
通気性の良い場所で、直接レジン液に触れないように作業すれば、さほど心配する事は無いと言えます。メガネやマスクは気になる方はすれば良いというレベルです。

レジン液が手についてしまった時の対処法は?

太陽光が当たらないようにしてすぐにティッシュペーパーなどで液体を拭き取り、石鹸水で良く洗ってください。ほとんどの企業が皮膚刺激性の少ないものを利用し製造しています。皮膚や体に対しての感作性は個人差の幅がとても広いため、皮膚刺激に弱く、敏感な方は、手袋・マスク・保護めがねなど対策をされたほうが良いと思われます。硬化前の液体を素手で触るのはやめておきましょう。

レジン液が目に入ってしまった・飲み込んだ時の対処法は?

万が一、目に入った場合には直ちに大量の水で洗い流し医師の手当てを受けてください。誤って飲み込んだ場合には、出来るだけ早く医師の手当てを受けてください。

硬化後のレジン作品を身につけても大丈夫?

UVレジンは完全硬化したあと、安心して身に着けて頂けます。しかしソフトタイプは、完全硬化しても柔らかい物性のため、お肌の弱い方は注意してくださいね。

妊娠中にレジンを使用しても大丈夫?

妊娠中は通常よりも抵抗力が少なくなり、母体も外的要因などによるストレスを受けやすくなります。レジン独特の臭気等の要因により、ご気分を害する等の可能性がありますので、極力使用を避けてください。しかし、どうしても使用する場合は、手袋やエプロンなどで皮膚に液がつかない様にし、部屋の中をしっかりと換気した状態で、ストレスにならない程度の短時間で作業を行なうよう、心がけてください。

レジンでマスクを着用しないと塵肺になる?

現時点では、UVレジンを通常に使用する場合では、硬化のみで粉塵は発生しませんので、じん肺になるという情報はありません。
(じん肺は、粉塵を長期間にわたり吸入した結果起こる疾病になります。)

まとめ

安全に楽しくレジンクラフトを楽しめるように注意点や取り扱い方法をまとめてみましたが、レジンクラフトをこれから始める方や既に使ったことがある方は不安になってしまったかもしれません・・・。

しかし、ハンドメイド用のレジン液の場合、皮膚刺激性は少なく製造されています。少量ですと毒性は微量です。趣味で行うアクセサリー等では少量かつ短時間ですので、健康被害が出る事はまれのようです。大量にまた長時間使用する場合は、保護対策が必須かもしれません。

アレルギーが気になってレジン制作をためらわれている方がいれば、「正しく扱えば何の問題もありません」ので、換気・手袋をして楽しくレジン制作を行ってくださいね(^_^)

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