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【レジン作品】スワロやラインストーンを封入するコツ

スワロフスキー

スワロフスキーって、いろんな形で売られています。

ビーズやスワロフスキーなどカットが施してあるお品は、光の屈折が同じなため
封じ込めると、ただの透明の「何か」になります。

物によってはスケスケになって、入っているのかすら分からなくなります

下部分が立体になっている埋め込み型を、レジン液の中に封入しましょう。

ラインストーンをキラキラさせたいのであれば、チャトンと呼ばれる底の尖ったタイプの物がよろしいでしょう。

スワロフスキーとは?

簡単に言えば高級なガラスの事です。

スワロフスキーとは、独自の製法と加工法によるカッティング技術、クリスタル・ガラスの製造技術を生かした「スワロフスキー」社の製品。

特殊なカット加工を施す為、美しい輝きがあります。

つまり、とても手間と技術を要したガラスなんです。

最近では【ガラス製=スワロフスキー】という認識が多いようです。

ですが、あくまでスワロフスキーはスワロフスキー社製の物に限ります。

スワロフスキー社製以外の物は、スワロフスキー風ラインストーンとなります。

ラインストーンとの違い

スワロフスキー社以外の物は、ガラスでもプラスチックでもアクリルで「ラインストーン」です。

スワロフスキーはあくまでスワロフスキー社の製品です。
それ以外のラインストーンは素材にかかわらずラインストーンです。

ラインストーンとは、ファセット加工された
(表面に角度の違う多数の切子面(ファセット)を持たせること)
ガラスの平らな底面を薄い金属膜で覆ったもののことを言います。

水晶、ガラスまたはアクリル樹脂製のダイヤモンド類似石を指します。

スワロフスキーエレメントの中ではこれをフラットバックと呼び、
裏面が平ら(Flat Back)で底面はプラチナ加工されています。

偽者?がダメというワケではない

どれが良い悪いというわけではなく用途によって使い分けると良いかと思います。

低価格で流通しており入手が容易なので、その為、値段はピンキリですが、一般的にはプラスチックやアクリル製の物が多く、スワロフスキーよりも価格が手頃な場合が多いです。

ラインストーンは裏が平面になっているのが特徴で、角度を付けて磨くことで下の図のように光を屈折させ、その結果としてあの輝きになるんですね。

プラスチック製

スワロフスキーの方がより熱に強く、より美しい輝きになる、というのは確かだと言われています。


アクリルストーン

デコレーションで良く使われますが、
アクリルストーンはアクリル素材のため表面に傷や汚れがつきやすいです。

ちなみに底は光を反射させるために鏡のようになっています。

裏が平面なので、いろんなものに貼り付けてデコレーションしていく感じになります。

ガラスストーン

型に液体を流し込んで作られており、
耐久性に欠けガラス等に比べて輝きも劣ります。

アクリルストーンよりも
輝きや耐久性があるのがガラスストーンですが、
ガラス製のため割れたり欠けたりする場合が多いです。

品質・価格が高い順番で並べてみると、
スワロフスキーエレメントガラスストーンアクリルストーン

「Vカット」ストーン・スワロフスキー

レジンに使うスワロフスキーは「Vカット」が最適!

Vカットのものは裏がコマのように尖っています。

そのため、仮にレジンの中に入っても光の屈折が行われ、その結果レジンの中でも綺麗に輝くことができているのだと思います。

Vカットのデメリットとしては裏面が尖っており、どこでも使えるわけではないので、使うときは台座のようなものがあれば、なおさら良いと思います。

また、裏は無機質な銀色なので、できるだけ見えないように設置た方が良いかもしれませんね。

本物のスワロフスキーのVカットのものは、「チャトン」と呼ばれています。


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レジンでスワロが消える?

ラインストーンを封入する時は「Vカット」

「Vカット」じゃないラインストーンやスワロは、いくら綺麗だからといって、レジンの中に埋め込むのはやめておいた方が良いでしょう。

平らなストーンは、封入しても立体感が無くなってしまいます。

スワロフスキーは、表面に角度を付けることで、光の屈折で綺麗に見えると説明しましたが、レジンの中に入れると角度の付いた表面がレジンと同化して一体化します。

そのため、底の鏡しか見えないようになるんですね(^_^;)

なので、ラインストーンを使うときは、必ずレジンの外に貼り付けるようにしましょう!

レジンストーン溶ける

スワロフスキー封入の失敗例
3層目(奥の方)に封入すると…

奥の方にスワロフスキーを封入すると、立体感がわかりずらく、歪んで見えます。

シリコンモールドの形状にもよりますが、雫型シリコンモールドで作った場合、ぷっくりと仕上がりますので、見る角度によっては、せっかくのスワロフスキーが歪んでしまい、残念な感じに仕上がってしまいます。
シリコンモールドは、手前(1層目か2層目)に入れる方が綺麗に仕上がると思います。

ラインストーン 付け方

接着はレジンで

レジンを始めて間もない頃、平らなストーンを封入してみたところ、銀色のシールが入っているようになってしまい、立体感が無くなってしまいました。
いろいろ調べると、Vカットのものなら大丈夫と知って、試してみたところ、ちゃんと立体感もあり綺麗に作品を作ることができました。
スワロフスキーはとくに綺麗なので、レジン封入にオススメです。
スワロフスキー入りのレジンアクセサリーを作って友達や家族などにプレゼントしたりするのも良いですね。
良かったらみなさんも作ってみてください。

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まとめ

スワロフスキーの輝きは、本物を見るとアクリルストーンとは違うのがよくわかります。

ですが、使い方を間違えるとその輝きどころか、ただの鏡になってしまうので、レジンクラフトのデコレーションにスワロフスキーを使うときは、この2つの違いをよく理解してお使いくださいね!

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