レジンを始めたなら、ぜひ使って欲しいのがエンボスヒーターです。
エンボスヒーターは「気泡を取る」道具の一つですが、それだけだけじゃないんです。
今回は、大活躍する人気のエンボスヒーターを紹介したいと思います。
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おすすめのエンボスヒーターは「清原製」
UVレジン液でも有名な「清原」ですが、
エンボスヒーターも人気なんです。
他のエンボスヒーターと違う点
温度の切り替えが便利!
このエンボスヒータは、スイッチで温度の弱と強の2段階調節が可能です。
細かい調節をしながら使うことができます。
- 温度調節機能スイッチ付(強/弱/off)
- (弱)150W:120度/(強)300W:250度
レジンの気泡飛ばしは120度で十分
熱を加えるとレジンに入った気泡が膨張し、はじけることで気泡がなくなります。
ドライヤーでもできますが、風が強いと二次災害を起こしかねません。
ドライヤーはJIS規格で、140℃以内の温風しか出ません。
数秒当てるだけでサラサラになります。
表面付近の大き目の気泡は風ですぐ抜けますし、沈んでいる物や細かい気泡もしばらく置いておけば消えます。
200℃以上の風を当てすぎるとシリコン型などは傷む危険がありますし、低温で作業した方が安全確実です。
ヒーター本体も200℃出そうとするとかなり負荷が掛かっている感がありますし、本体の寿命という意味でも温度調節できるのはいいと思います。
200度で使用するタイミングは、レジンでは出番がないかも知れません。
他のハンドクラフトでもエンボスヒーターは活躍するので、そこで使いましょう。
デコれる!
かゆい所に手が届いてます・・笑
このエンボスヒーターのカラーは”白”のみですが、
この白い本体には、熱くならない本体ボディ部分に
「レジンなどでデコれる!」
という特徴があります。
自分だけのオリジナルエンボスヒーターが作れます☆
レジンを温めながら作業すると気泡が出来にくい
エンボスヒーターは気泡を消してくれるだけでは無いんです。
気温の低い冬場など、レジン液の粘度が高くて気泡が消えにいんです。
(20度以下だと粘度が増すみたいです)
気泡はUVレジン液に空気が混ざることで発生します。
温めることにより、レジン液がサラサラになり気泡が入りにくい状態となります。
レジン液を温めると気泡内の空気が温められて膨張し、勝手にはじけて消滅します。
また、軽くなった気泡が浮き上がって表面に到達し、自然消滅します。
サラサラのレジン液の方が扱いやすいなどの利点も多く、
レジン液は温めて使うことが、理想なんですよ。
エンボスヒーターとドライヤーの違い
エンボスヒーターとドライヤーの違いは、温度と風の強さです。
ドライヤーはJIS規格で、140℃以内の温風しか出ません。
しかし、エンボスヒーターは約250℃の熱風が出るように作られています。
さらに、ドライヤーは髪を乾かすために強い風が出るようになっていますが、
エンボスヒーターは風が強すぎると、飛んで行ってしまうので、弱い風が出るようになっています。
もともと違う用途で作られたものなので、大きな差があります。