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【レジン】防水スプレーの使い方とコツ《写真・折り紙・布・紙のコーティング》

Spray

レジンは液体ですので、紙や布などは直接レジン液を注いでしまうと、どうしてもにじんでしまいます。
変色して、背景素材の本来の色合いや質感が保ちにくくなってしまい、キレイに仕上がりません。

では、にじまないようにするにはどうすればよいのでしょう?

レジンが紙に染みないようにするには、紙自体をコーティングするという手段が有効です。

今回は、その「紙染み対策」の一つ、防水スプレーについて紹介しますね。

オススメの防水スプレー

ホームセンターなどで販売されている「衣類品用」や「傘用」などで代用できます。

防水スプレーにより、8時間以上自然乾燥させることで効果を高められますものがあるので、

すぐに使いたい場合は、即効性のあるものを選びましょう。

また、無色なものを選ぶとどんな色のものにも使用できます。

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防水スプレーとは?

布の繊維の表面に細かい粒子を付着させて、毛羽立たせることで水と繊維との接触面積を減らして、水の表面張力を利用して撥水させることで防水します。
ですから厳密にいえば、水を弾いている(撥水)のであって、繊維の隙間を塞いで水の浸入を防いでいる(防水)のではありません。

防水スプレーの成分はフッ素樹脂、シリコン樹脂、シリコンオイルなどです。

防水スプレーにはフッ素系とシリコン系の2種類あります。

【シリコン系】
表面に皮膜を作って繊維の隙間を埋めることにより、水を浸透しないようにします。
表面をコーティングするので即効性はありますが、通気性が失われてしまいます。

表面にバリアを作っているイメージです。

【フッ素系】
繊維の一本一本に水の分子よりも細かいフッ素樹脂を浸透さて撥水させます。
通気性が良く、風合いを損なうことなく防水できます。
即効性が低いので繰り返し使うことで撥水効果を上げます。
繊維の一本一本にバリアを作っているイメージです。

両方とも水性汚れをはじくところは同じです。しかし「フッ素系樹脂」は油性汚れもはじきますが、「シリコーン系樹脂」ははじきません。

撥水スプレーと防水スプレーの違い

「撥水」とは、水を表面ではじく現象をいい、「防水」は中に水を通さないことを意味します。この呼び方はメーカーによって使い分けられているようです。

「耐水」とは、小雨程度ならば耐えられることです。

「撥水」とは、生地の表面で水滴がはじかれること。

「防水」とは、生地の中に水が浸入してこないこと。

生地自体が防水でない場合、例えば綿のように吸水性のある繊維を使用した生地では、その生地に撥水加工を施しても「耐水性」しか持ちません。小雨程度はしのげる生地になりますが、生地に水滴が乗った状態で上から抑える(圧をかける)と、簡単に 水が侵入してしまいます。

一方、ビニールで作られた雨合羽は、穴が開かない限りは一切水が入ってきません。

また、水を極めて通しにくいフィルムを挟んだ生地もあります。「防水性」を持った生地とは水圧をかけても水が浸入しない・しづらいものをいいます。

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防水スプレーの使い方とコツ

切断面にもきちんとスプレーしましょう!

スプレーするときは靴から30cmほど離して全体にムラなく吹きかけます。

表面がしっとりする程度が目安です。乾かしたら、
これを2回繰り返します。

また、気泡が出来てしまう事が有りますので、気泡が残らないように作業してください。

防水スプレーを使う場所や注意

防水スプレーをするときはベランダや玄関先など十分に換気されているところがおすすめです。
忘れがちですが、体に良いものではありません。

噴射すると床に防水液が落ちるので、室内はおすすめできません。
床が滑りやすくなることもあります。

防水液を吸い込まないように、面倒でもマスクをつけることをおすすめします。

特に妊娠中の女性は自分でやらず、家族に頼みましょう。
また、小さいお子様や、ペットがいない場所でしてください。

大げさに聞こえるかもしれないけど大切な注意点です。

購入した防水スプレーの説明は一通り目を通してください。
大切なことや注意点が書かれているはずなので。

ちゃんと乾かして確認してくださいね。

スプレーしたあとレジン液で加工できなくなる可能性がありますので、目立たない箇所で試してみてください。

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