レジンアクセサリー作りには欠かせないUVライト。
UVレジン液は、太陽光を利用すれば硬化しますが、UVライトを使っている人は大多数だと思います。
ですが、そのランプの(電球?蛍光灯?)【交換時期】を知っている人は少数だと思います。
『ランプの電球が切れたら、交換すればいいんでしょ?』とも思われるかもしれません。
実は、UVライトのランプは【消耗品】なんです。
定期的な交換が必要なのです。
ある程度の期間が経つと紫外線を発しなくなるために、交換の目安は本体購入後の半年から1年と言われています。
『でも、見た目も普通に点灯してるし問題ないよ!』
と思われたでしょうか?
というのも、交換前と交換後のライトの光具合の見た目は全然変わらないのです。
交換しないとせっかく作ったレジン作品が台無しになることもあるので注意が必要です。
ツヤツヤぷっくりに仕上げるためには確実な硬化が不可欠です。
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UVライトのランプの寿命と交換時期
ライトは、一般的には半年から1年で交換するのが良いとされています。
蛍光管に含まれる紫外線塗料が照射され、それに反応して硬化します。
使用頻度の高い方は1~3ヶ月に1度、月1使用でも半年~1年で交換が目安になります。
しかし、使用頻度によっても差が出ますし、たとえ長い間使っていなくても
期間がきたら交換する方が良さそうです。
確実な交換時期の目安はいつなの?と知りたい人は読んでみて下さいね♪
こんな事が思い当たったら交換しよう!
電気が点く・点かないが交換の目安ではありません。
UVレジン液が【硬化するかor しないか】で交換を考えましょう。
硬化しないor時間がかかる
いつもと同じようにUVレジンの作品を作っていると、
何度硬化しても表面がベタベタしている事ってありませんか?
UVランプのライトが古くなっていると、見た目には変わらなくても、
出る紫外線量が減っています。
ですので、紫外線に反応する樹脂がうまく硬化しなくなるのです。
そうなると、表面がべたべたしたり、曇ったようになり、
何度繰り返し照射して硬化させようとしても変わりません。
ライトが暗くなってきた
暗めになってきたら交換した方がいいです。
暗めになる前の段階で、硬化が悪くなります。
ライトの根元部分が黒っぽい
一番見た目で分かる分かり易い目安は、ライトの根元部分が黒っぽくなっていたら
交換時期です。
UVライトがつかない・点灯しない
UVライトの故障も考えられますが、完全に電球が切れた可能性があります。
点滅を繰り返す・点灯数分後にライトが消える
また、チカチカといわゆる電球が切れそう・・・という状態ももちろん交換時期です。
メーカーが推奨している寿命
直管型 UVランプの平均寿命は、1,500時間(保証は1,000時間)だそうです。
1,500時間を目安に取り換えてくださいとのことです。
なお、ランプ寿命とはランプが点灯しなくなるか光量維持率70%~80%になるまでの点灯時間のうち、どちらか短い時間のことをいいます。
どこで替えのライトを買えばいい?
『そんなのアマゾンとかでテキトーに36W用のUVライトを買って取り換えればいいんじゃないの?』
と思う方もいるかと思います。
しかし、色々なUVライトを販売している店舗の商品紹介ページなどを覗いてみると以下のような事がかかれていることが多いです。
『“弊社専用UVランプのみ対応”、※指定のライト以外は絶対に使用しないで下さい。』
こんな文章が書かれたりしている店舗があります。
そうなんです。みんな同じUVランプではないのです。
替えの専用のライト(蛍光灯)を売っていない業者からUVライトを購入した場合
電球の根本に記載されている型番をネット検索しましょう。
値段が違って安いUVランプでも、型番が同じであれば使用できます。
型番に以下の記載があるものがあると思いますが、書いてなくても問題ありません。
【JIS】日本の電気基準の規格
【CE】世界の電気基準の規格
【ROHS】世界基準の有害物質が入っていないよ!っていう規格
UVライト 交換方法
***注意***
- ライトをつかむ際は、なるべく手袋を付けましょう。
- ライト部分は強く操作しないでね。ランプが割れるとケガをする恐れがあります。
- 作業する際は必ずコンセントを抜いてね。
交換用ライトと本体を用意します。
9Wライトは2本、36Wライトはだいたい4本ですね。
- ライト本体の底板(反射板)をスライドさせて外します。
- ライト内部に差し口が4つあります。
- ライトを本体に差し込む時は、上下どちらの方向でも差し込めます。
- 交換するライトの根元付近を持ち、垂直に引き抜きます。
- ライト根元付近を持ち、垂直にカチっと音がなるまで差し込みます。
- 番号順にライトを差し込むと作業しやすいです。(外す時は逆順に外します。)
- 底板(反射板)を元に戻します。
- コンセントを差し込んでスイッチを入れます。4本とも点灯すれば完成です!
予備のライトのストックはNG!!
紫外線放出量が減っていき薄紫色から白っぽくなっていきますのでストックはせず、その都度購入をお勧めします。
替えのUVランプを販売している安心できるお店で購入しよう!
こちらのお店では、UVライト本体だけを売るのではなく、ちゃんと購入したUVレジン用UVライトの替えの蛍光灯ランプも販売しています。
こういうお店から再び替えのライトを購入すればまた使うことが出来ます。
これで安心してUVライトを使っていく事が出来ますね。
9WのUVライトはコスパが悪い
9wだと、出力が弱いので、36wに比べて照射時間もかかるし、その分劣化も早くなって頻繁に変える必要があり、コスパが悪いです。
ですから、今後もレジンクラフトを続けるつもりで、ランプをよく使うのであれば、これを機会に、W数の高いものに機械ごと変えた方がいいと思います。