流行の【べっこう風】は人気の秋冬トレンドカラーですよね。
ネックレスやピアス、リング、どれもちょっぴりレディな上品なアクセサリーをレジンで作ってみませんか?
『べっ甲アクセサリーは、流行っているけど、色を作るのが大変そう…』
『気に入った色が作れない…』
『前回は、良い色でできたのに、今日は同じ色が出せない…』
などなど、初心者さんには難しいし、上手な人でも手間がかかるべっ甲アクセ。
ですが、基本的な作業は他のレジンアクセサリーと一緒です。配色のコツが上手にできるようになれば、あなただけのべっ甲柄に出会うことができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
このべっ甲風のレジンの着色法やべっ甲アクセが簡単にできるセットも紹介したいと思います。
オリジナルのべっ甲アクセサリーで、目指せ大人可愛いトレンド女子になりましょう♡
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べっこう風とは?
本物のべっ甲は、甲羅(亀のこうら)で作られています。
黄色の部分が多いほど価値が高いとされ、高級品です。
ですので、市販されているべっ甲風の安いものは、樹脂で作られています。
ちなみに本物のべっ甲のピアスを探したらありました。
1万2千円ほどでした↓
こんな小さなものでも高いですね・・^_^;
べっ甲の着色の仕方とコツ
べっこう風に着色するのには色々方法がありますが、パステルやレジン用カラーの着色料などを揃えておくと使い勝手がいいですね。
べっ甲には黄色、オレンジ、茶色などを使います。透明レジンと混ぜて、薄めと濃いめの茶色を作って、べっ甲ぽくも出来ますよ。透明のイエローに着色したレジンに、ブラウンに着色したものを楊枝などで少量加えて混ぜるとそれっぽくなります。
同じ模様は二度とできない!というのもハンドメイドの楽しさ、素晴らしさですよね♪
茶色の色を作るのが難しい
着色自体が、初心者さんには難しいですが、混ぜて作る茶色は難易度がさらに高いです。
茶色の作り方は「赤+緑=茶色」ですが、「赤+青+黄色=茶色」という作り方も出来ます。 青と黄色を混ぜると緑になる為、「赤+(青と黄色)=茶色」になります。
用意・準備するもの
- レジン液
- 型
- 着色剤(顔料やアクリル絵の具、パステル等)
- クリアファイルをカットしたもの
- 爪楊枝やスパチュラなど
着色剤は、絵の具やパステル等最初から色があるものを使った方が楽なのでそういうのを持ってる方はそちらを使ってくださいね。
100円ショップの「パステル」を使った作り方
一見難しそうに見えるべっ甲模様も、パステルを使えば意外と簡単にできちゃいます。
パステルは100均でも購入できますよ♪
- クリアファイルをパレットがわりにし、UVレジンを3か所にとります(少量でOK)。
- 桃色と黄色のパステルをカッターでレジンに削り入れ、つまようじで混ぜます。これで1色。
- こげ茶色と赤茶色を同じように混ぜて1色。
- 黒で1色。
- 黄色系のカラーをベースにして、モールドの中に3色をマーブルになるように入れ硬化させます。
- 一気にモールド全部にレジンを入れず、何層かに重ねて硬化させると綺麗なべっ甲模様になります。
パステルは柔らかいので、カッターでショリショリと簡単に削ることができます。
少量で着色できるので、様子を見ながら色味をつけていきましょう。
使用するパステルによって使う色を変えてみても良さそうです。
- パステルをカッターで削って、レジン液に適量馴染ませていきます。
- 黄色をベースに、茶色、黒色、オレンジ、赤色など、べっ甲になる色をいくつか用意します。
- カラーを用意したら最初にシリコンに流し込んでおいたレジン液に黄色をベースに混ぜ込んでいきます。
- まだら模様になるように、つまようじやキリを使って上手にカラーを混ぜ伸ばしていくのがポイントです。
- 配色が終われば、上からフタをするようにレジン液を流し込んで終了。
自然乾燥でもOKですが、UVライトで乾かせばすぐに硬化してくれます。 - 硬化したら一度シリコンから取り出して裏側を向け、再度レジン液でコーティングします。それをもう一度硬化すれば完成です。
「Mr.カラー」を使ったべっこう色
- クリアファイル3ヶ所にレジン液を出し、濃い黄色、薄い茶色、焦げ茶色にそれぞれ着色します。(シアン、マゼンダ、イエローの3色を混ぜて作れます。)
- 着色したレジン液を爪楊枝などですくい少しずつランダムに型に入れます。 これだけでも結構まだらになります。
- 気泡を取り除き、2,3回爪楊枝でひっかくようにして混ぜます。 ※混ぜすぎるとマーブル感がなくなってしまうのでほどほどにしておいてください。
- ランプで硬化します。 一度に型に入れて硬化しようとすると、着色が濃いせいか中までちゃんと硬化しなかったので、 型に入れる→混ぜる→硬化の工程を2,3回繰り返して何層かに分けてやった方が良いと思います。
- 完全に固まったら表面が平らになるように透明なレジンを盛って、硬化。 最後に全体をツヤツヤにコーティングすれば完成です。
パジコの「宝石の雫」を使ったべっこう色
使うのは、UVレジン液と、パジコの「宝石の雫」イエローとブラウン。
- UVレジン液を適量出したところへ、宝石の雫を2滴ずつ。
- UVレジン液と宝石の雫をよく混ぜます。
- まず、ブラウンのレジンを、型の中にランダムに垂らします。
- 次に、イエローのレジンをランダムに。
- ブラウンとイエローを交互に垂らしながら、型を満たしていきます。
- 最後に、竹串や楊枝などで、軽く1回混ぜます。
- ここで、軽くエンボスヒーターを当てると、気泡が消えます。
- UVランプに入れて、硬化させます。
宝石の雫はお値段が高いですが質が高く、単品でバリエーションが豊富な所に惹かれますね♪
自分で色を作る必要がないので簡単です。
また、1滴ずつ出るので入れすぎて着色に失敗・・ということもないです。
べっ甲色はレジンの黄変をごまかせる?
レジン作品は長時間紫外線を浴びたり、酸化することで黄色く変色してしまいます。
黄変しにくいレジン液も販売されていますし、仕上げにUVカットをする処理をするなどの対策をしても、どうしても100%完全には防ぎきれません・・。
黄色のべっ甲色はレジンが黄色に変色しても目立ちにくいという優れた利点がありますよ♡
黄変について対策したい方は、こちらの記事でまとめていますので読んでみて下さいね。
簡単に作るならセットがおすすめ!
煩わしい作業をすべてなくすことが出来る、色付きレジン液(カラーレジン)のセットがあります。これで、マーブルが始めての方でも大丈夫。色付きレジン液での作品作りは、感動の簡単さです!
べっこうだけでなく、カラーレジンは他にも使えます。
アイディア次第で色んな作品に活用もできますよ。
カラーの配色が難しく感じるかもしれませんが、慣れたらとっても簡単なので色々試してみてくださいね。
ヴィトラーユのレジンセット
ヴィトラーユの量やマーブル具合を調整すれば、自分好みの雰囲気の天然石風パーツが作れちゃいます!
ヴィトラーユを使ったべっこう色の作り方
ヴィトラーユの「ブラウン」と「イエロー」を使います。
「ヴィトラーユ」は、着色に人気のレジンに使える染料です。
レジン液に混ぜることで美しい透明感と色彩を楽しめます。
べっ甲の宝石ピアス
UVレジンを着色し、宝石型に流し込んで作り上げます。
作り方が詳しく載っているサイトがあります↓
カラーレジンのべっ甲柄セット
大人可愛いカラーなので、1色でのアレンジもおすすめです。2色を組み合わせることでべっ甲柄を簡単に作ることができます♪3色では、混色による琥珀色レジンなどアレンジ様々です!
混ぜることで濃淡の調整もできるようになっていて、より立体感あるべっ甲柄を作ることができます。 明るいめ、暗い落ち着きのあるべっ甲柄、黒っぽい濃い色を少し加えるとはっきりした色合いになります。
ドロップレジンのレジンセット
マーマレード・キャラメル・チョコレート(不透明)のカラーレジンを使って簡単に作れます。
アルファカラーレジンのレジンセット
カラー:マーマレード、キャラメル、チョコレート
3色でべっ甲風の作品が作れます♪
ハードで光沢のある美しい仕上がりになります。
「ピンクゴールド通販広場」べっ甲柄が作れる2色セット
べっ甲柄のレジン作品を作ることができるカラーレジン液2色セットです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
落ち着きのある秋のファッションにピッタリで人気のべっこうは、一見難しそうに見えますが、しっかりとポイントを押さえれば簡単に作れます。
参考になったら嬉しいです。
100均のパステルを使ってみたり、カラーレジンを使ったりして自分好みのべっ甲レジンアクセサリーを作ってみて下さいね。
番外編
べっ甲作品は、どうやって作るんだろう…
着色剤で色を作ってからだと、難しそう…
お値打ちに材料を揃えたい!
オススメのお得なセットです♪