UVレジンは総合的に「清原」(KIYOHARA)がよく使われます。
しかし、レジン液はメーカにより特徴が違うので作りたい作品によって、レジン液は使い分けられます。
パジコの太陽の雫も品質が安定しており、よく使われています。
他のレジン液と比較して価格が割高であるものの、その透明度の高さや仕上がりの美しさから多くのレジン作家からも支持されているのが、このパジコのレジン液です。
品質と価格のバランスが良いレジン液です。
今回はこの【パジコ 太陽の雫】UVレジン液の特徴・評価・口コミなどを紹介しますね。
UVレジン液選びや使い方などの参考にしてみて下さいね。
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【パジコ】太陽の雫の特徴
紫外線(UV)にあてると固まる、1液性の透明樹脂材料です。
- 透明度・硬さ・匂い・ベタつきのなさ、全てのバランスが良い。
- 透明度は高い。
- 粘度が強い。
- 種類は、ソフトやグミーもあって幅広く、また混合も出来る。
- ミントっぽい良いにおいがする。
- 仕上がりもきれい。
- 硬化スピードは早い。
- 硬化後のベタ付きがほとんど感じない。
- 値段が他の製品に比べ高い。
- 粘度が強いからか気泡が抜けにくくて表面がポコポコする。
清原に負けず劣らず、やっぱりさすがのパジコでした!
すごく綺麗で収縮も少なく、透明度はもしかしたら清原よりこちらが上…?
粘度は低めなので、もりっと盛りたい人向けではありませんが、気泡が抜けやすい特長があります。
しかしお高め。
大容量の詰め替え用があるので、そちらを買うと少しお得です。
私は多めに液を使うタイプなので、大きめのボトルがあればよかったなぁ…
詰め替える時にこぼしそうな気がむんむんするので…(不器用)
種類・容量・価格
- ハードタイプ 5g:¥594(税込)
- ハードタイプ 25g:¥1,620(税込)
- ハードタイプ詰替用 100g:¥4,860(税込)
- ハードタイプ詰替用 200g:¥8,640(税込)
- ハードタイプ詰替用 500g:¥19,440(税込)
- ソフトタイプ 25g:¥1,620(税込)
- グミータイプ:¥1,620(税込)
UVレジン液のラインナップは、7種類。
100・200・500gのタイプは、キャップ式で、25gのノズルをそのまま付け替えて使用できるボトルです。
25g
ソフトモールドキューブ14mm角正方形が8.5個作れます。
ソフト・グミータイプは、25グラムのみです。
大きさにもよりますが、パジコのジュエリーの型で作る場合は3~5グラム程度できます。50g入りで計算すると1個、150円から250円ぐらいで出来ます。
200g
この200gの容量と価格は、たくさん作るのにお勧めです。
500g
大容量タイプは、容量が多くお得で他にはあまりないので人気です。
3種類のタイプのレジン液がある!
デザイン、用途、風合いに合わせて、3種類の質感に応じて使い分けましょう。
ハードタイプ
硬化後は硬く、表面の仕上がりはべたつきがない。粘着力が高いので直接セッティングに入れたり、型に入れたり型に入れて抜くデザイン向きです。硬くて強いハードな仕上がりなので、アクセサリー制作に最適。セッティングに接着しやすい。
硬化時間
●UVライト(36w使用時)・・・2〜10分(作品の厚みやライトの機種により異なります)
●太陽光(晴天時)・・・・・・10〜30分
●太陽光(雲天時)・・・・・・30〜60分(作品の厚みや季節により異なります)
ソフトタイプ
硬さに柔軟性があるので、しなやかで弾力のある仕上がりに。はさみで簡単にカットできます。柔らかくしなやかな仕上がりで、スマホカバー制作などに最適。紙や布のコーティングにも使用できます。
硬化時間
●UVライト(36w使用時)・・・2〜10分(作品の厚みやライトの機種により異なります)
●太陽光(晴天時)・・・・・・10〜30分
●太陽光(雲天時)・・・・・・30〜60分(作品の厚みや季節により異なります)
グミータイプ
グミー状の柔らかな感触が特徴。プヨプヨで柔らかい仕上がり。グミやセリーパーツに最適。触り心地を楽しめる厚みのある作品に向いています。
硬化時間
●UVライト(36w使用時)・・・4〜*分(作品の厚みやライトの機種により異なります)
●太陽光(晴天時)・・・・・・*〜*分
●太陽光(雲天時)・・・・・・*〜*分(作品の厚みや季節により異なります)
【パジコ 太陽の雫】評価・口コミまとめ
匂い
液のにおいですが、そんなにキツくないです。ただ、香料が入っています。人によっては香料がだめな人もいるので、ご注意を。なんとなくミントのような香りがする気が…まさに石鹸ぽいにおいです。爽やかな匂いですが、個人差があって歯磨き粉や歯医者さんのニオイに形容されることが多いです。まったくの無臭だと手についたりこぼしたりしたとき気付かないので、匂い付きが安心だと言う人もいます。
収縮率・気泡・粘度
UVレジンは硬化時に収縮します。レジン液によって収縮率が違うのですが、太陽の雫は収縮率が低いです。モールド型で使うなら、収縮の緩い太陽の雫をお勧めします。
気泡については、意見が分かれます。太陽の雫は粘度が低く、厚く盛るのは難しいです。サラッとしているのでミール皿に盛るのには不向き(モールド向き)と言えます。
硬化する紫外線・べたつき・黄変・強度
UVで硬化します。硬化速度は他のレジン液に比べて早い方です。
完全に硬化した後は、ベトつきが少なく美しい仕上がりになります。硬化後のベタ付きがほとんど感じない事が大きな特徴です。
色をつけると全然分からない程度で、固まるとやや黄変します。
強度は清原のレジン液よりは劣るとの意見もありますが、通常の作品に使用するなら文句なしです。
太陽の雫のメリット
混ぜて使える☆
ハードタイプ、ソフトタイプ、グミータイプの3種類があり、それぞれを混ぜて好きな硬さに調整できます。
「固さを自由に変えられる」という他のレジン液にはない特徴が支持されています。
同一の作品でも、作品自体はやわらかめでアクセサリー金具を通す部分のみ硬めにするなど、部分によって硬さが違う作り方もできます。
そうするには、一方の硬さのレジンを先に硬めてから、その上や周りに異なる硬さのレジンを流して再び硬化させればよいです。
しかし、全てのレジン液に共通して言えることなのですが、「太陽の雫」同士(ハード、ソフト、グミータイプ)のはなしで、他メーカーのレジンとは混ぜて使えません。
成分が違うので、硬化不良を起こす可能性があるからです。
詰め替え用の500gが存在する☆
「清原」には大容量タイプがありません。たくさん使いたい人にはオススメです。
詳しくはこちらにまとめています。
レジン専用着色剤も魅力☆
非常に透明度の高いレジン専用着色剤、その名も「宝石の雫」がパジコさんで売られています。
ほんの1〜2滴混ぜるだけでジュエリーのような仕上がりになります。
こちらは「太陽の雫」以外のレジン液にも使用することができるので、ぜひお手持ちのレジン液と組み合わせてみてくださいね。
詳しくはこちらにまとめています。
太陽の雫はどこで買える?入手方法
amazonや楽天などのネットショップは、格安で入手できます。ユザワヤなどの手芸店にも置いてあります。
値段的には清原のほうがコスパは良いので、最終的には自分で決めた方がいいと思います。
まとめ
【パジコ 太陽の雫】UVレジン液の特徴・評価・口コミをまとめてみました。
UVレジン液にもそれぞれ特徴があるので、作風にあったレジン液を選び、レジン作りを楽しんで下さいね。