UVレジンでに平らなもの(スマホケースなど)をデコる場合、【レジンを塗る】って難しいイメージがあるかもしれません…。
ですが、意外と壁は低くてコツを掴むとどんどん作るのが楽しくなってきますよ!
表面がデコボコしないようにするには?
スマホケースの表面の出来上がりがデコボコになってしまう・・・こんな経験がある方も多いはず。解決法が何個かあるので、紹介しますね。
- 何度かに分けて塗る
- 筆ではなく、ヘラとかパテのようなもので塗る
- 収縮の少ないレジンに変える
- クリアファイルかOPPの透明な袋をレジン液の上に直接乗せる
詳しく説明していきます。
何度かに分けて塗る
何度かに分けてレジンを硬化し、ナイロンの筆で丁寧に塗る。レジン液は一度に塗って固めようとせずに、少しずつ塗って、固めてを繰り返す。その方が気泡が出来にくく、奥行き感が出ます。きれいな仕上がりのためには、とにかく丁寧に凹凸の無いように塗っていきましょう。
筆ではなく、ヘラとかパテのようなもので塗る
ケースの幅より長いもので、平らにならすような感じで塗ると綺麗に仕上がると思います。
ヘラは身近にちょうどよいものがあればわざわざ買わないでも済ませられるかと思いますよ。
モノサシとか……ふきとって洗ってもベタベタが残ったりする可能性はありますが。
もし購入されるなら、カーブしていない真っ直ぐなものを選んでくださいね。
収縮の少ないレジンに変える
注意が必要なのは「レジンによっては収縮してしまう」という点。
固まると収縮してしまって、塗る時点では平らにできていても固まったら凸凹に…ということもあります。そういう場合は収縮の少ないレジンに変えるしかしょうがないですね。
クリアファイルかOPPの透明な袋をレジン液の上に直接乗せる
デコボコを無くしたい時はクリアファイルかOPPの透明な袋をカバーより大きめにカットして硬化のときに、レジン液の上に直接乗せてみましょう。空気が入らないようにするとキレイに仕上がります。クリアファイルだと素材によってはツルツルにならない事があるのでOPPがおすすめです。どちらも100均で買うことができますよ!
レジン液を硬化させる前に、気泡(空気が入っている状態)がないか確認しましょう。そのまま硬化させてしまうとブツブツが出来てしまったりする原因になってしまいます。もしも見つけた時はつまようじなどを使って気泡を取ってあげてくださいね。
横の部分の凸凹・側面を綺麗に塗るコツ
iphone6などは、側面がカーブしているので、カバーにレジンを塗る際に、下にレジンが垂れてしまったりして、仕上がりが思いどおりに、きれいにいかないことがあります。
塗るのがとても難しいレジンの端をできるだけきれいに仕上げるためには次のようにします。
- 側面にマスキングテープ(業務用のもの)をまっすぐに貼って、カバーする。
- マスキングテープから2、3mmあけて、内側に全体にレジンを塗る。
- アルミカップに出したレジンをようじで少量取り、2、3mmあけたところを軽いタッチでスーッと外側に向けて塗っていく。
まとめ
触り心地は丁寧にやるとツルツルに出来ます。
気泡があったら、つまようじでそっとつぶすか、エンボスヒーターで表面をならしながらつぶすといいでしょう。
キレイに仕上げるコツは、とにかく丁寧に凹凸の無いように塗っていきましょう。