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【UVレジン液の着色の仕方】100均のパステルで色付けする方法

Rainbow

百円ショップでも色付きレジンが販売されるようになりました。

でも色のついていないレジンしか持ってないし、新しく色付きレジンを購入するのはもったいない…

そう考えている人も多いはず!

パステルは細かく削らないとムラができたり濁ることもありますが、沢山の色が作れるのが魅力です。パステルを使えば意外と簡単にレジンに着色できちゃいます。

ダイソーのレジンコーナーに着色用の粉が売ってますが、一色108円なのでカラフルにしたい場合は割高です。同じくダイソーで売っているパステルは18色セットなので安価で色の幅も広がりますよ。

今回は、安くて手軽にレジンに着色できるパステルについて紹介しますね☆

パステルとは

パステルとは顔料をよく乾燥させてそれを粉末にし、粘着剤(糊のこと)と混ぜ合わせて固めた画材です。柔らかな印象の着色ができます。

パステルにはソフトパステル、ハードパステル、パステル鉛筆、オイルパステルなどの種類があります。ソフトパステルは粘着剤の量が少なめのパステル、ハードパステルは反対に粘着剤の量が多めのパステルです。

パステル鉛筆はパステルを芯とした鉛筆状のもので携帯性に優れています。オイルパステルは粘着剤にワックスなどの油性のものを使い固めたものです。実はサクラクレパスもこのオイルパステルの一種なんですよ。

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パステルの削り方

パステルでの色付けは汚れやすい作業ですので汚れてもいい格好で作業しましょう。また、作業をする机が汚れてしまうのを防ぐため白い紙などを敷いておきましょう。手が汚れてしまうのが気になるなら手袋も用意してください。

パステルは柔らかいので、カッターでショリショリと簡単に削ることができます。ただし、やすりで削ると汚れますので注意して下さいね。

上手く削らないと完全に溶けきらず、細かい粒が残ってしまう可能性があります。

また、色によってはしっかりと混ざりきらずダマになったりするものもある様ですので上手く混ざらない場合は何度か挑戦して混ざり具合を調整してみてくださいね。

パステルは茶越し(粉ふるい)などをつかって削ったものを更に細かくした方がダマになりにくいです。

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パステルをレジンに着色するコツ

色の濃淡や調節の仕方・パステルでの混色

パステルの粉を入れる量を調節して、好みの濃さにしてください。白+好きな色にするとパステルカラーで可愛くなります。

セリアのホワイトレジン液など、カラーレジンが薄すぎる場合、パステルを足して濃くできたりもしますよ♪これで、グラデーションもできますね。

パステルで薄い色にするには「綿棒」が使える!!

パステルは、淡い表現が得意なように見えて、実は薄い色で使うことが難しいです。それを解決するには「綿棒」がいいです。レジン液を流して、ベースが出来たら、着色する面をヤスリでくるくると円を描くようにムラにならないようにヤスリをかけます。パステルをカッターで軽く削って綿棒でポンポンと叩くように色をおき、全体にほんのり広げていきます。レジン液を上から塗り、硬化させます。全体にレジン液をコーティングして硬化したら、完成です。

この方法だと直接レジン液にパステルを混ぜた時のように粒で固まったりすることもなく着色できます。削る作業があるので少し手間はかかりますが、パステル特有の柔らかくて優しい色合いが出せます。

硬化不良=固まらないのを防ぐには?

少量で着色できるので、様子を見ながら色味をつけていきましょう。多すぎると硬化不良起こします。少しのパステルでしっかり色が付きますので、ほんの耳かき1杯程度で構いません。

色ムラを起こさないように混ぜるには?

粉っぽさが残り少し濁ってしまう・・・。最初から作りたい量に混ぜるとムラができやすいです。しっかりと潰して完全にパウダーにしたあとに少量のレジンで溶いたあとに少しずつレジンを追加して好みの色まで薄めてください。初心者さんは、一気に色付けするのではなく、すこ~~しずつ入れていくのがポイントです・・笑

慣れれば大体の量が掴めてきます。

気泡が出来ないようにするには?

ムラが出来ないように良く混ぜて、泡を抜くのがコツです。よく混ぜて泡立ったレジン液は、一晩置くと泡が抜けます。

パステルを入れた容器の中に、レジン液を少しずつ入れて、気泡が入らないように注意しながら、爪楊枝でグルグル混ぜましょう。

または、ドライヤーを下から当てるとかで温めてると早いです。上から当てると液が飛び散るので注意して下さいね。

ダマが出来ないようにするには?

クリアファイルなど滲み込まないものに適量出し、だまにならないようにしっかりと色粉を入れ爪楊枝などでひたすら混ぜます。粉っぽさがなくなれば色付きレジンの完成です。

パステルはどこで買える?

ダイソー・セリア

基本色セット(18色)と蛍光色セットがあります。片方のセットにしか入っていない色もありますが、どちらでもレジンの色付けはできるので好きなほうを購入してください。

ダイソーのパステルはソフトパステルで柔らかいのが特徴です。柔らかいといってもぐにゃぐにゃと曲がってしまうというわけではないので安心してくださいね!セリアにも売っています。

本格的に作品を作らずに練習する場合や100均のレジン液の間は、100均のパステルを削って少量溶かして色付けも試して見るのがオススメです。

100均のでなくもっと高いパステルでもレジンの着色に使うことができます。100均のものは、細かい粒が残ってしまうかも知れません。ザラザラした感じになります。Amazonや楽天で入手できる高めもののほうが粉が細かく、着色はやりやすいと思います。

パステルで「べっ甲風」にチャレンジ♪

一見難しそうに見えるべっ甲模様も、パステルを使えば意外と簡単にできちゃいます。

●やり方●

  1. クリアファイルをパレットがわりにし、UVレジンを3か所にとります(少量でOK)。
  2. 桃色と黄色のパステルをカッターでレジンに削り入れ、つまようじで混ぜます。これで1色。
  3. こげ茶色と赤茶色を同じように混ぜて1色。黒で1色。
  4. 黄色系のカラーをベースにして、モールドの中に3色をマーブルになるように入れ硬化させます。
  5. 一気にモールド全部にレジンを入れず、何層かに重ねて硬化させると綺麗なべっ甲模様になります。

透明レジンと混ぜて薄めのと濃いめの茶色を作ってもべっ甲ぽく出来ます。透明のイエローに着色したレジンに、ブラウンに着色したものを楊枝などで少量加えて混ぜるとそれっぽくもなります。

どの色味を強く出すかによって、印象が変わるのもべっ甲風の面白いところですね。使用するパステルによって使う色を変えてみても良さそうです。

パステルで”グラデーション”(海塗り・宇宙塗り)

◆材料◆

お好きなパステル色とUVレジン液

◆作り方◆

  1. 紺色、青色、白などグラデーションしたい色のパステルを削り入れて色を調節します。
    少しずつパステルを足して、混ぜてを繰り返し、ほど良い色にします。
  2. 濃いレジン液から順番に、下から上に配置していきます。液が混ざらないようにゆっくり作業します。
  3. 色の境目をつまようじでぼかします。
    つまようじを右→左→右という感じに動かすと、うまく混ざります。
  4. 形が崩れないうちに、硬化します。

紫を使うと宇宙塗り、青ベースで海塗りっぽくできます。パステルの量で濃淡を出す場合、濃すぎると硬化しないのでレジン液を足したり白を混ぜたりして調節しましょう。

まとめ

工夫をすればグラデーションや混色だってできるようになります。色々なやり方があるので、自己流のやり方を見つけてると楽しいですよ。とっても簡単に手に入って1つ購入すればたくさんの色付けが楽しめるパステルを是非、使ってみて下さいね。

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