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レジン作品が濃く見える・暗くなる原因は?発色を良くする方法

濡れる

紙染みとは?

紙染みとは紙をレジンにつけるとレジンが染み込んで、紙が半透明(ちょうど紙を水につけたような感じ)になりセッティングの地の色が透けて見えてしまう状態のことです。

レジンで「紙」を使った作品を作りたい時、そのままの「紙」でレジンを流し込むと、【紙染み】ができてしまいますよね。

ミール皿などに、そのまま紙をのせてレジンを流し込むと、紙染みができてしまいます。

作品にあった対策や使う紙の種類によって対策法は色々あります。

紙染みを防ぐ方法を紹介します。詳しく説明していきますね。

例えば、ミール皿に紙を敷いた時に、ミール皿の底の色が暗い場合(金古美パーツなど)も、暗くなる原因になります。

ミール皿の底の色が透けているというよりは、紙自体が濡れて色が暗くなる感じです。

紙が透けてしまうともともとの色がきれいに出ず、セッティングの色も相まってひどくくすんだ色になってしまいます。

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紙が染みる原因

水は紙に染みますよね。

紙は、紙は短い繊維(セルロース)同士が絡み合ってできています。

この絡み合っている状態は、繊維と繊維が水素結合という 力でお互いに引っ張り合っています。

この水素結合は非常に弱いので、紙を手で引きさいてみると簡単に破れますし、水の介入によって軟らかくなり結合は弱まり簡単に切断されてバラバラになります。

これは紙を水に濡らすと、繊維同士の水素結合の間に水が入り繊維と水がさらに弱い水素結合してしまい、繊維同士の水素結合が壊されて紙が弱くなりバラバラになるというわけです。

トイレットペーパーは、トイレに流すと繊維が解れてバラバラになります。

一方、ティッシュペーパーは、強度を増すため、繊維同士を接着させる薬剤を混ぜていますので、繊維が解れずトイレがつまるのです。

レジンも液体なので、同じように何もしない状態だと紙に染みてしまいます。

水に濡れると色が濃く見える

紙や布は植物の繊維であるセルロースが複雑に絡み合ったものです。

そして、絡み合ったセルロースの隙間はたくさんの空気を含んでいます。

ですから、布や紙の表面は凸凹しており、そこに光があたると乱反射します。

布や紙が水で濡れると、セルロースの隙間に水が入りこむため、凸凹が少なくなり乱反射が生じにくくなります。このとき、光は布や紙の表面で反射するよりも、むしろ布や紙の中に入り込み透過しやすくなります。

少しだけ水で濡らすと色が濃くなりますが、十分に濡らすと、染みこんで向こう側が透けて見えるようになります。水で濡れた部分に当たった光が反射せずに通り抜けてしまうからです。

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紙染みを防ぐには?

レジンが紙に染みないようにするには、紙自体をコーティングするという手段が有効です。

コーティングする時のコツやポイント

コーティング剤を塗るときは、特に表面を丁寧に塗ってよく乾かしてください。ムラがあったり乾いてないと、レジン液を塗った時にキレイに仕上がりません。コーティング剤がちゃんと塗れてなかったようです。ここに注意さえすれば、キレイな色のままの下地ができます。

表面塗って乾燥させて、裏面塗って乾燥させる作業でレジン液がしみ込んでも、元の色合いのままです。

布や写真、デザイン紙にも使えるので、皆さんもやってみてくださいね。

ミール皿の底の色が暗い場合(金古美パーツなど)も、暗くなる原因になりますので、アクリル絵具や、ジェッソ(白い下地剤)、マニキュアの白を塗るか、マスキングテープを貼るといいです。色を塗るときもこの時点で透けないように、重ね塗り、テープなら薄いものの場合は、重ね貼りします。せっかく白い紙を敷いても紙が薄いとすけるので無意味です。
これで透けても、暗くはならなく紙や布の色そのままが発色するはずです。

ただ決してお安くないので100均などの物でも素材で使い分けるといいと思います。

ミール皿などを白く塗る

デザインに差し支えのない場合は、マニキュアや絵の具でミール皿などを白く塗って乾かしてから上に挙げた方法でコーティングした素材を置くと、より発色が良くなります。

なので、下にもう一枚紙を敷い

たり、
最初は染みずに作れても、3週間くらい経つとだんだん染みてきてしまうようです。
ミール皿の底の色が透けているというよりは、紙自体が濡れて色が暗くなる感じです。
これはレジンの硬化時間が短すぎてなるのでしょうか?
せっかく作っても、作品がだめになってしまうので困ってます。
何かアドバイスいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

経験からだとレジンを塗ってしばらくおいておくと染みてきてしまいます。
なので私は両面に薄くぬって染みる前に硬化させて
それが終わったらゆっくりと時間をかけて重ね塗するようにしてます!

透けるというか、早く固めないと濡れます。

紙、布、写真などはレジンをそのまま塗ると、レジンがそれ自体に染み込んで、下地が透けたり、せっかくのきれいな発色が出なくなってしまいます。

紙、布、写真などでデコレーションする場合は、事前にジェルメディウムを塗って、染み込みを防ぐとよいでしょう。木工用ボンドでも代用できます。

塗るときはムラのないように塗りましょう。少しでも穴があると、そこからレジンが染み込んでシミのようになってしまうことがあります

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