マニキュアをレジン作品に使うとき、例えば、ゴールドのセッティング台に直接マニキュアを塗ると、背景の色が暗くなりマニキュア本来の思った通りの色にならない場合が有りませんか?
『思ったより色が薄かった・・・』
『思ったより色が暗い・・・』
このように、マニキュアの色をハッキリ出したい時ってありますよね。
今回は、どうすれば思い通りのマニキュアの色が出せるのか紹介しますね。
マニキュアではっきりした色を出すには?
方法1【マニキュアを2度塗りする】
マニキュアを多量塗ってしまうと、表面だけ乾いて中が乾かないことがあるので、色を濃くしたい場合は爪と同じで乾いたらマニキュアを2度塗りしましょう。
マニキュアの色をハッキリ出すために2度塗りを行うと、乾かす時間がかかります。マニキュアが乾いてない状態で、塗り重ねるとムラになりやすいので注意が必要です。
マニキュアの質と量にもよりますが、乾かす時間は【1日から2日】が理想です。時間はかかりますが、しっかりと乾かすことが大事になってきます。
塗ったマニキュアはしっかりと乾かしましょう。
乾かす事で揮発し、マニキュアに変化を与え、レジン液との相性がよくなります。
方法2【セッティング台を白くする】
最初にセッティング台を白くすると、マニキュアの発色が良くなります。
ホワイトの濃い色のマニキュアを使って台座に白く塗り下地を作った上で、よく乾かしてからマニキュアを塗るとはっきりと色を出すことが出来ますよ。
- セッティング台を白くする(下塗り)
- マニキュアを塗る。
- よく乾かす。1~2日おくとよいです。
- レジン液を流し入れる。
- 硬化する。
- デザインにより、レジン液→パーツ封入→硬化を繰り返す。
他の下地作りの方法は?
このように、マニキュアに限らずですが発色をよくするために、セッティング台(ミール皿)の下処理って重要ですね。
白いマニキュアを塗る以外にも、台座を白く塗る方法は他にもあります。
- ジェッソを塗る
- 白い紙をひく
- 白いシールを張る
- 台座自体が白いものを使う
ミール皿が丸型で、100円ショップとかで売っているシールに同じサイズがある場合はシールが簡単です。乾燥の時間も必要ないですし、気泡の入ることもありません。
紙を封入する時にもマニキュアが使える!
セッティング台に白いマニキュアを塗って乾かしておくと、レジンで紙が透けてしまっても下の色は白いので色に変化が出なくなります。紙などを乗せる前に2度塗りくらいして真っ白にするといいですよ。マニキュアが乾いたら封入したい紙を乗せてレジンを流します。
他にも封入する紙の裏に白いマニキュアを塗ってから、セッティング台に貼り付けるとレジン液が滲んでも分かりにくいです。
まとめ
思い通りのマニキュアの色を出すには、
- 【マニキュアを2度塗りする】
- 【セッティング台を白くする】
このどちらかの方法ではっきりとした色を出すことができます。
自分のやりやすい方法や作品によって試してみて下さいね。