UVレジンの気泡はやっかいですよね。
潰そうとしてもなかなか潰れなかったり、すくったつもりでもすくえてなくて、気泡が隅の方に移動するだけだったり・・。
エンボスヒーターがあれば、レジン液を温めて気泡を消すことができるようです。
ネットなどでエンボスヒーターと言うものがあることは知っていると思います。
お店では滅多に見かけないので、買おうか迷って、結局、買っていない方も多いと思います。
そして、使い方も分からずなんとなく難しそうで、何より本当に気泡が消せるのかという不安がありますね。
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エンボスヒーターとは?
エンボスヒーターは、カードなどをエンボス加工するときに使用するためのヒーターです。
エンボス加工とは、カードなどにぷっくりした飾り付けをする加工です。
エンボス加工に使用する道具なので「エンボスヒーター」です。
そのまんまの名前ですね・・笑
エンボスヒーターとは、エンボス加工というスタンプの絵柄を特殊なパウダーを振りかけて立体的に浮き上がらせるときに使うヒーターです。
カードや封筒などにあるモコモコした字や飾り(=エンボス)を作るための道具
ドライヤーのような送風口と円筒状の本体を持ち、約250度の熱風が出ます。ドライヤーほど風量は強くなく、専らものを温めるのに使われます。
エンボスヒーターは必要?
UVレジンの気泡取り、気になっている人も多いかと思います。
UVレジン作品をきれいに仕上がげるためには、とにかく丁寧に凹凸の無いようにレジン液を塗っていく必要があります。
その際にエンボスヒーターはとっても便利なんです♪
気泡を早く楽に取り除く方法であれば、一番はやはりエンボスヒーターを利用することです。
つまようじや竹串などでも気泡を取り除くことはできますが、エンボスヒーターの方がとても簡単に気泡を取り除くことが可能です。
レジン作業に慣れている方ですが、スマホケースのコーティングは市販品のように平らにするのは難しいです。
何度もいじらない方がきれいにできます。
UVレジンは硬化のときに収縮するので部分的に重ねるほど凸凹が目立ちます。
なるべく1回で全面に塗り広げて、エンボスヒーターなどで気泡を消してから硬化しましょう。
気泡があったら、つまようじでそっとつぶすか、エンボスヒーターで表面をならしながらつぶすといいでしょう。
冬場は更に必須
半年程前に買って利用しておりました。当初の目的は気泡を抜くため!
UVレジンを着色する際に入ってしまう気泡が普通のドライヤーでは抜けず、エンボスヒーターだと抜けるというので…本当にその通りでした(*≧∀≦*)
冬場になって気温低下でUVレジンの粘度が高くなってしまうので、それを緩めるのにもとても役に立ってます!
若干高価なツールですが、買って損はありません(^^)d
気泡が煩わしくて購入しました。
すごく便利です(^-^)
我が家のヘアドライヤーは風量が調節できず
よくレジン液ごと吹き飛ばしていたので、
ヒーターのほどよい風量がすごく嬉しかったです(笑)
爪楊枝でちくちくと気泡をとっているのですが、エンボスヒーターの導入で劇的に作業効率が向上したりするものなのでしょうか…?
また、
エンボスヒーターが必須な場合
これら2種類でUVレジンを作り始めると、難易度が一気に『難しい』に変わります笑
この2種類に共通しているのは
『レジンの透明部分がそのままデザインに直結するため、少しの気泡があっても目立ってしまう』
という事です。
この2種類に関しては、UVレジン液を使う量がいつもより倍近く多くなり、エンボスヒーターを使わないと本当に太刀打ちできないくらいの気泡が出るので
(しかもちょっと気泡が残っていても目立つ汗)
ぼくはエンボスヒーターを使用しての作業は必須だと思っています。
必須と言うよりも
使わないと100点満点の作品を作る事が出来ない
という意味での必須という言葉に近いですかね。
空枠型やシリコンモールドを使ってレジンを作る場合、エンボスヒーターが必要になる(というか、ないと気泡を全て取るのはほぼ不可能)
空枠のフレーム型
シリコンモールド
使ってUVレジンを作る時は、
エンボスヒーターは名前の通りエンボスパウダーでヒートエンボス加工をするための道具であり、レジンの気泡を取り除くための道具ではありません。
ので、レジンクラフトに使う場合は人によって使い勝手が悪かったり、素材の状態や作品の形状によっては使い物にならないのは当然っちゃ当然です。
エンボスヒーターはドライヤーと異なり吹き出し口が狭いので「気泡を取り除くのに便利」と言ってる人がいるだけの話なので、必ずしもエンボスヒーターじゃなきゃダメって訳じゃありませんから、素直に他のもの使った方がいいです。
エンボスヒーターは気泡を消すだけじゃない!
そんな状態の時にエンボスヒーターを使用して、レジン液を薄く伸ばす方法があります。
『もう一層作ってしまう』ということです。
でも、作品自体の厚みが出てしまい、レジン液を使ってもう一層作るのって難しいですよね…
そういった時こそ、エンボスヒーターの持つ『全面に薄くレジン液を張れる能力』が活きてきます。
【エンボスヒーターの魅力】
- 全ての気泡を消すのはほぼ不可能だが、レジン液内の多くの気泡を消してくれる
- シリコンモールドや空枠のような『レジン液の透明部分がデザインになる作品』を製作する時には、エンボスヒーターの使用がオススメ
- 複雑で多層的なレジン作品を作りたい時は、エンボスヒーターの使用はほぼ必須
- レジン完成間近に『あと一層加えたい!』と思った時も、エンボスヒーターがあればあと一層加える事も簡単に出来る
- 冬場にレジン制作をする時はレジン液が固まっていて作業が大変だが、エンボスヒーターがあれば液を温めることが出来て作業が一気にラクになる
- ひとつのレジン作品を作る時に、エンボスヒーターを3回位使うのでコスパの面でもかなり良くて、買うなら早ければ早いほどお得になる
まとめ
レジン作りに慣れてきたら、1つ購入しておくと作業がとても楽になります。
つまようじなどで取り除く場合は、一緒にレジン液も無駄にしてしまっていることも。
エンボスヒーターは、レジン液を無駄にせず、しっかりと気泡を取り除くことができるのでとても便利なアイテムです。