コピックとは?
「コピック」とはアルコール性のインクマーカーのことです。
コピックは、Tooグループが開発したアルコールマーカーのブランドで、プロダクト/建築/ファッションなどのデザイン・教育分野や、イラストレーション/マンガ、絵画からホビー・クラフト系でも利用されている汎用性の高い優れた製品です。
コピックは、色数が豊富で発色がいいですし、アルコールインクなので乾きが早く
慣れると水彩画よりも早く仕上げられるマーカーで人気があります。
コピックを使う利点
コピックのいいところは淡く透明感のある色合いが出せるところです。
UVレジンに着色する方法にコピックを利用するという方法があります。
コピックはUVレジンの着色でも2液レジンでも使えます。
手元にコピックあるよ!って方は、UVレジンでも使えるから、使ってみても面白いと思います。
コピックの種類
350色以上のカラーが販売されていて1本380円前後の価格で購入することができます。
これからレジンを始める方には値段的に少々お高くついてしまうかもしれません。
一本380円( コピックスケッチオリジナルは300円・チャオは250円・ コピックの補充インクは380円)
コピックの着色の仕方
着色する方法は、透明のUVレジン液にコピックの補充用インクを1滴入れ、つまようじなどで良く混ぜ合わせるだけ。
補充用インクがない場合は、クリアファイルの上に着色したいコピックで色を塗っておきます。クッキングシートの上でも可能です。
その上に透明のレジン液を垂らします。
つまようじや竹串などでよく混ぜ合わせれば着色できます。
コピックは、補充用のインクも販売されているので、UVレジンに着色するには補充用インクが使いやすいです。
ない場合はペンタイプのコピックでも着色できます。
バリオスインク( 補充インク )でない場合、クッキングシートを使うとコピックスケッチからでも着色可能です。
クッキングシートを適当な大きさにカットして、そのうえにレジンに着けたい色を塗るように置いておき、そのうえからレジンを垂らして楊枝などで混ぜれば着色できますよ。ちょっとめんどうですが、バリオスインクがなくてもこれで色を付けられます。
コピックを使う時のポイント
つまようじの先端にコピックを少し乗せる程度の量から様子を見ましょう。
おそらくニブと言う筆の部分を外してインクを取り出してるのだと思いますよ。
ニブの取り外し方はコピックの公式サイトのメンテナンスに記載されておりますのでそちらからどうぞ。
引っ張れば取れるようです。
コピックは退色しやすい
1~2滴で十分な着色らしいですが、コピックは色が抜けやすいようで数日で薄くなるみたいです。
コピックのオフィシャルサイトのFAQの中で、
「顔料なので褪色は避けられない、早いか遅いかの違いはあっても
色あせはするので、できるだけ光(紫外線)に当てないようにする」
と書いてありました。
その中に、「コピックUVカットフォルダー」を利用すると
まったく防止とはいえないが、できるだけ褪色を抑えられるとあります。
そういったものを利用するのも一つの手だと思いますよ。
コピックを使う時の注意
インクは可燃性のアルコールインクですから、必ず直射日光の当たらない火気のない所に保管しましょう。
使用する際も火気のない所で使用して下さい。
フタを外したままにしておいたり、暖房器具の近くで保管すると、溶剤のみが揮発し色味が変わり、最終的に使用不可になります。
また、アルコールインクなので独特の匂いがあり、裏移りしやすいので注意しましょう。
まとめ
入れすぎると硬化不良に繋がりますので、少量ずつ試してみましょう。