はじめた当初はブラシを何本も買い揃えるのも大変なので、100円均一のコスメ用のリップブラシをラメ用のブラシを代用するのも手かもしれません。
新しいジェルネイルブラシ(筆)のおろし方
新品のブラシには毛にノリが付いています。その糊を取るためにひと手間が必要です。
知らずにそのまま使ってしまっている方もいますが、のりが付いたままジェルネイルを塗ってしまうとジェルネイルの容器にのりが入ってしまい、品質の劣化や硬化不良などを起こしてしまいます。
レジンを少量取り分ける(アルミホイルでもなんでも良いです)
手袋をして、指先で毛をほぐしてから、レジンを毛に含ませる。
含ませたレジンをキッチンペーパーでふき取る(穂先をギュっとつまめばOKです)
筆にレジンを含ませて拭き取るだけですが、このひと手間で筆の毛に付いている糊が取れるそうです。
糊が付いたジェルブラシをコンテナの中に直接入れるとレジンに糊が入ってしまう可能性があるので、少量のレジンを取り分けてからそのレジンを筆に含ませるようにしてください。
ラメジェルにも使えるとは思いますが、ラメの場合綺麗にとれたと思っても毛の中にラメが入り込んでいるので取り切れない事が多いです。特に微粒子ラメは取り切れず、塗布面に残ったりコンテナの中にたまったりします。
1.キッチンペーパーで優しく穂先をほぐす
ペーパーで筆を挟み優しくゆらゆらしながらほぐします。
穂先がバラけてやわらくなってきます。
この時、固まった毛を無理にほぐそうとすると穂先が曲がったり毛が痛んだりしてしまうので気をつけて下さい。
2.のりを落とす
穂先をほぐすと白い粉のようなものが出てきます。
これが「のり」です。
爪ではじいたり、ペーパーに擦り付けるようにして綺麗に取り除きます。
3.クリアジェルを馴染ませる
白い粉が取れたら、クリアジェルを適量アルミホイルの上に出し、筆に馴染ませます。
一度、キッチンペーパーでふき取り、再びクリアジェルを馴染ませます。
これを3回ほど繰り返して下さい。
4.穂先を整えて完成
最後にキッチンペーパーで穂先を整えて完成!!
簡単ですね!
そうよ。のりが付いたままだとジェルが上手く塗れないし、硬化しにくくなるのよ!
ジェルクリーナー、エタノールを使う方法
上記の方法以外に、未硬化ジェルを拭き取る際に使用するジェルクレンザーやエタノールを使用して筆を洗浄する方法もあります。
1.ジェルクリーナーまたはエタノールでのりを落とす
ジェルクレンザーまたはエタノールを小さい容器に適量入れます。
穂先をほぐすように優しく洗浄し、キッチンペーパーで拭き取ります。
2.クリアジェルを馴染ませる
アルミホイルの上にクリアジェルを適量出し、筆に馴染ませます。
3.穂先を整えて完成
最後にキッチンペーパーで穂先を整えて完成!
ジェルクリーナーやエタノールを使用して洗浄する方法は、薬剤によって筆を痛めてしまう場合もあるので、心配な方はクリアジェルを馴染ませて綺麗にしていく方法をおすすめします。
筆は何本用意すればいい?
出来たら筆は分けた方が良いです。
- クリア用
- カラー用
- 濃いカラー用
- ラメ用
筆が増えてきたらでも良いので、用途別に分けるようにした方が良いと思います。
カラーレジンを使うと筆にカラーレジンが残ってしまいます。その残った状態でレジンを塗布するとレジンが濁ってしまいクリアさが無くなってしまうので、筆を分けた方がよいのです。
カラーレジン用と濃いカラーレジン用は筆にレジンが残っているのが色でわかると思います。
ラメはふき取っても中にラメが入り込んでしまいレジンを塗布するときにラメがチラチラしてしまうので、分けた方が良いです。
レジンを混ぜる時に筆は使ってはいけない?
レジンは基本的に粘度がありますので、気泡を巻き込みやすいです。そして、レジンではこの気泡処理が一番手間がかかると言えます。
筆には、1本1本の毛の間に空気が入り込んでいます。筆でレジンを混ぜると空気をレジンに巻き込みやすく、気泡がたくさん入ってしまいます。
レジンを着色する際は、専用のものかつまようじなどを使いましょう。
筆のお手入れは仕上がりと筆の寿命の為に必要です。