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【レジン】封入パーツの入れ方のコツ(硬化不良・気泡)の原因と対策

Jewelry

『硬化したものを型から外した時に、気泡が入っていた・・・』

『封入パーツを入れすぎて硬化しなかった・・・』

気泡を楊枝で潰したり、ライターの火でレジンを温めて気泡を消したりしても、いざ陽に当てて、固めようとしていたら硬化途中で、大きい気泡が出来てしまっている場合があります。

硬化前の状態で目立つ気泡がなくても、硬化後に気泡跡が残るなら、

ミール皿・セッティング等とコラージュペーパーやシート、チャームなどの間に空気が入っている可能性があります。

封入パーツは入れ方を間違えると、せっかく作ったレジン作品を台無しにしてしまうことになってしまいます。

さらに、お気に入りの封入パーツだったりすると、落ち込んでしまいます・・。

今回は、この封入パーツによる気泡や硬化不良の原因と対策について紹介しますね。

これで、大事なレジン作品の失敗を防げるはずです!!

完全に気泡を無くすのはプロでも難しい

レジン液にパーツを封入したり色を付けたりする時、どうしても作成途中でレジン液の中に気泡ができてしまうもの。

これは、ベテランのレジン作家さんでも悩みの種とも言われています。

ですので、UVレジンで気泡を完全になくすのは難しいです。

100均レジンだとさらに難しいですので少しは諦めも必要だと思います(・・;)

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エンボスヒーターで気泡を消したはず・・

楊枝などでつつくくらいでは完全に気泡を取り除けないので、エンボスヒーターはおすすめです。

エンボスヒーターは、250度の温度が出せるものが多いですが、レジンの気泡飛ばしは120度で十分です。数秒当てるだけでサラサラになります。

ドライヤーでも代用できると言われているのは、

ドライヤーはJIS規格で、140℃以内の温風しか出ないからです。

表面付近の大き目の気泡は風ですぐ抜けますし、沈んでいる物や細かい気泡もしばらく置いておけば消えます。

反対にこれで抜けないなら、温度というよりよりレジン自体の質や封入したもの、着色料あたりに原因を求めた方が良いかと思います。

封入したビーズやパーツについていた気泡に気付かずUV照射してしまうと作品表面に泡が浮き上がって固まってしまうことがあります。

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気泡ができる落とし穴

チャームの窪みに残った気泡

チャームにレジンを塗ってから型に入れる

これをすることでチャームの窪みに潜む気泡をほぼなくすことができます。

チャームだけでなくパワーストーンを使う場合も、ストーンに小さな穴が空いている場合があるので一度レジンを塗ってから型に入れると良いでしょう^^

ゆっくりと流し込むことと、流し込んだあとにパーツをあまりずらさない、レジンの中で移動することで、よけいな空気を巻き込みやすくなります。

気泡が入ると言うことですが、レジンの注入の仕方に問題があるのではないかと思います。
型に注入するときに、注入した液の表面からチューブの先を離さないようにして、ゆっくりとすると気泡が入りにくいと思いますよ。

中に入れているパーツの裏は空洞になってはいませんか?
もし、パーツの裏が空洞なら、そこに入っていた空気が、UVランプで急激に固められ圧縮されることによって、出てきてしまいます。
これを防ぐためには、あらかじめ、封入するパーツの裏側にもUVレジンを流して、空洞がないように、空気が残らないようにしておくのがベストです。

スワロフスキー

をレジンの中に入れて使うときは、裏が「Vカット」になっているものを使いましょう。
裏が平らなラインストーンを使うとレジンを流し込んだ時に表面の屈折が無くなり、平べったい鏡みたいになってしまいます。

ドライフラワー
押し花

押し花から気泡が出たりしますので、あらかじめコーティングしておくことをお勧めします。

また、どんなに目をこらして気泡を潰しても、小さな気泡は残っている場合が多いです。なので、もしお持ちであれば、エンボスヒーターなどで表面を温めてあげると、簡単に気泡が消えます。

凹凸のあるパーツ

凹凸のあるパーツはレジンで埋める

プラパーツ(凹凸のあるもの)やビーズなどを使う時にコツがあります。

なるべく凸凹を取り除くために、パーツの凹んでいる部分にレジンを入れて
ツルンとした状態にしておきます。

エンボスヒーターをかけて液を温めてサラサラにする作業をひと手間入れると
細部まで液が行きわたります。
(ドライヤーの弱でも可らしいです)

細かいパーツなど中に封入するものの窪みにレジンを塗っておく。
チャームの細かい凹凸に気泡が絡みつき、なかなか取れない場合があります。
そういった個所に事前にレジンを塗っておくと気泡が予防できます。
紙ベースのものを封入する場合も気泡が出やすいので、レジン先塗りがおススメ。

まとめ

これだけ気をつけていても入ってしまう気泡ですが、「デザインの一部と割り切る」ことが大事です。

気泡と共存することでデザイン的に良くなったり、なによりストレスがありません。

紙縒りでチクチク気泡を抜く作業って、地味にしんどいですからねw

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