表面のべたつき
品質的に劣っているUVレジンは表面のべたつきがなかなかとることが出来ません。
UVレジンは、表面のべたつき(表面の硬化性)をよくすることができるんです。
UVレジンは、紫外線によって反応を引き起こしていき、硬化物を作ります。
この時、空気中の成分である酸素(空気に触れること)によって、
表面硬化を阻害し、表面の乾きが遅くなってしまうのです。
攻略法 表面のべたつきを無くするには?
その1 PETやポリエチレンなどのフィルムを使うワザ
UVレジンの欠点で、表面のべたつきは、
空気に触れることによって、表面のべたつきが残ってしまうということでしたね。
そうなのです。
だから、酸素を遮断した環境を作ればいいのです。
それによって、あまり性能の良くない、品質の悪いレジンでも非常に早く硬化することができます。
例えば、蛍光灯の照射ボックス(UVライト)に窒素ガスを流入し続ければ表面硬化は早くなるはずです。
ただ、窒素ガスなんて危ないし、手軽に手に入りませんよね。
安心して下さい!
手軽にできる方法がありますよ♡
それは、、、、、
PETやポリエチレンなどのフィルムを使うワザです。
やり方をご説明しますね。
レジンを注入した後に、空気の泡が残らないようにPETやポリエチレンなどのフィルムを密着させます。
そして、ランプを照射して
その後フィルムを剥がします。
これだけです。
見事にべたつきのない硬化がされていますよ!
試してみて下さいね。
一度に厚く盛らない
一度に厚く盛らず、回数を分けて、表面がべたついたままでも次の盛り付けを行い、回数を繰り返すという方法になります。
UVレジンは、一度に流すのでなく、何回かに分けて固めるほうが失敗がありません。
回数を分けて硬化させる場合、それぞれをしっかり硬化させることは悪いことではありませんが、実は表面にべたつきが残っていても、この上にレジンを盛り付け硬化させて一向に問題ありません。
べたついた箇所は新たなUVレジンが上に来ることにより、空気が遮断され、そのため効果は速やかに進むことになります。
最後の仕上げにしっかり光を当てることに心がけるだけで、
あまり時間がからず、確実にきれいに仕上げることが出来ますよ。
こちらも試してみて下さいね♡